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Paraboot/パラブーツ

雨の日にこそパラブーツが大活躍!定番モデル解説

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女性目線で、30代40代男性の“カッコいい”がお届けできるようブログを執筆。Octet 名古屋で実際にお客様へコーディネートのアドバイスをさせて頂いている経験を活かしながら、大人の着こなし方を配信。毎日の着こなしに悩む男性へコーディネートページを毎日更新し、木曜日メルマガのディレクションも行っている。大人の男性に喜んで頂けるイタリアファッションの魅力をお伝えしていきます。

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雨の日にも履きたいと思わせてくれる、優秀なシューズが合ったらいいな。

なんて時はないですか?

日本は特に梅雨時期があり、6~7月は雨の日や急な雨が増える時期でもあります。

天候に左右されず、いつでも履きたいと思わせてくれる、世界三大靴のPARABOOT(パラブーツ)について、深掘りしつつ定番のモデルをご紹介していきます。

雨の日のお洒落を楽しめるモデルが豊富なので、チェック必須です!

最後には、パラブーツの全ラインナップや夏のサンダルをまとめた記事も掲載しておりますので、チェックしてくださいませ。

 

 

さて今日は、雨という事なのでご存知の方も多いかとは思いますが、パラブーツについて語らせて頂こうと思います。

知っている方も知らない方も、是非最後まで読んで頂けたら嬉しいです。

 

 

PARABOOT“パラブーツ”とは??

パラブーツ

1908年にフランスにてレミー・リシャールポンヴェール氏が開いた小さな靴工房が元となったフランスを代表するシューズブランド「パラブーツ(Paraboot)」。

革靴好きさんだけでなく、ファッションが好きな方なら一度は耳にしたことがあるであろう、世界三大靴ブランドの一つ。

Made in Franceに拘りぬいたシューズブランドです。

 

パラブーツ 歴史

登山家や労働者など、幅広く支持されリシャールポンヴェール氏は、1926年にアメリカに渡った。

渡米した際アメリカ人の履いていたラバーソ―ルに着目し、帰国後にゴム底の開発に取り組みました。

アマゾンのパラ(para)港からゴム素材を直接輸入しアメリカで発見した(boot)を合わせ、「PARABOOT(パラブーツ)」と名付けられたのです。

 

1927年には商標登録していました。

リシャールポンヴェール氏は「EXTRA」ブランドとして、柔らかい絨毯を歩くために、薄い革製ソールを使用したより洗練された靴も作り続けます。

パラブーツ 歴史

 

1919年から3世代に渡って受け継がれている、ソールをも自ら製造する世界で唯一のシューズメーカーです。

100以上もの工程は手作業によって作られている ハンドメイドを極めた工程により、心地よいフィット感。

快適な履き心地と高い防水性、革靴でありながら重厚にならない丸みのあるフォルムが特徴となっております。

パラブーツ 歴史

 

雨でも心配なく活用できるというワックスを染みこませた”ワクシーレザーモデル”は実用性が高い定番モデル。

創業から100年を越える現在は世界でも指折りの革靴ブランドへと成長を遂げたが、とりわけ母国での評価は絶大。

フランスの家庭では、「大人になったらパラブーツを履け」と伝えられるほどに、ひとつの文化として深く根付いている。

設立当初から変わらぬ伝統的な製造方法がとられているにも関わらず、斬新で前向きなアイデア、挑戦する冒険心も忘れてはいない、伝統と高い技術を誇るフランスの逸ブランドです。

 

 

パラブーツの特徴

パラブーツの魅力“ラバーソール”

ヨーロッパでは木製や革製のソールが当たり前だった1926年、突如として現れたパラブーツの革新的なラバーソールが人々を魅了しました。

堅牢で摩耗に強く、コンフォタブルな履き心地をもたらすオリジナルのラバーソールを備えたパラブーツの靴は、まず、一般労働者や消防士、郵便配達人、軍人らの間で支持され、ワークシューズとして世に受け入れられていきます。

さらに北極探検家ポール・エミール・ヴィクトール氏ら冒険家たちが愛用したことで、アウトドアシューズとしての確固たる地位も獲得しました。

パラブーツは、ラバーソールを自社で製造する世界で唯一のシューズメーカーです。

天然ラテックスを100%使用、独自のゴム合成法で作られたソールは発祥から100年が経つ今なお健在であり、その堅牢性と実用性はフランス海軍指定の軍靴となるほど。

そして、およそ18種類を数えるラバーソールは、それぞれのモデルに合わせて製造工程を微妙に変えるという徹底した拘りを貫き通しています。

代表モデル「シャンボード」のラバーソールには、生みの親であるリシャールポンヴェール氏のイニシャル「RP」の文字が刻印されています。

 

 

パラブーツの魅力“リスレザー”

「シャンボード」を中心に、パラブーツの製品の多くはリスレザーという革を使用しています。

独自になめされたこの革は多量の油分を含んでおり、水に強く、雨に打たれてもシミになりづらいという特性をもっています。

リスレザーは、しっとりした光沢を持ち、その美しい外観から「フランスの宝石」とも呼ばれているようです。

 

 

パラブーツの魅力“100%フランス製への拘り”

今も昔もずっと100%フランス製なのです。

工房には、限られた裁断師・縫製師・仕上師の職人がおり、100以上もの工程は手作業によって作られている。

一世紀以上に渡り受け継がれる道具や製造ノウハウこそ、パラブーツの革靴がトップクラスの品質を維持し続ける理由だ。

パラブーツ

 

 

パラブーツ定番モデル

①「CHAMBORD(シャンボード)」

高い機能性と存在でトリッカーズ、オールデンと世界3大靴ブランドの一つ、パラブーツを堪能していただける絶賛される名靴「シャンボード」。

重厚なソールを、アッパーと極太の糸を(ブラック・ベージュ)の2重で縫い合わせるノルウェイジャン製法で、水の浸入を防ぐとともに他の製法にない独特の外観を作り出しています。

登山靴の表情は木型を元に作られたこのUチップシューズは、シャンボードのために開発されたと言われるリスレザーをアッパーに、独自開発のPARATEXラバーソールをノルヴェイジャン製法で縫い付けている。

艶感が深く増した美しい表情は天然の撥水性を発揮します。

1インソールは練りコルクを使用し、履き込むほどに足型に沈んできます。

まさにパラブーツの技術力を結集した一足となっております。

パラブーツ シャンボード

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シャンボードの詳しくはコチラから♪

 

②「MICHAEL(ミカエル)」

創立者のご子息の名前をモデルネームにつけた事で有名な「靴の中の逸品」。

永遠の定番と謳われる靴はいろいろありますが、パラブーツの「ミカエル」も、そんな名靴のひとつです。

誕生から70年以上を誇るロングセラーアイテムとなっております。

もともと山岳地で履かれていた「モジーン」というモデルをタウン用にしたもので、1945年にパラブーツの現会長「ミッシェル・リチャード」の誕生を記念して発表された1足。

ノルウェイジャンウェルテッド製法にて、 水の浸入を防いでいるという独特の外観をもっています。

アッパーは、パラブーツのアイコンとなっている撥水性のあるリスレザーを使用。

登山靴本来の機能である防水性や耐久性にも優れているため、アウトドアでも活躍できるアイテムです。

パラブーツ ミカエル

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ミカエルの詳しくはコチラから♪

 

③「WILLIAM(ウィリアム)」

過去にジョンロブの定番「WILLIAM」のカジュアルラインとして、パラブーツがOEM生産を行っていた事でも知られる、有名であり定番人気ダブルモンクシューズ型です。

ただ上品なだけではなく、パラブーツらしいラバーソールとノルヴェイジャン製法によってカジュアルな履きこなしも可能となったダブルモンクシューズとなっております。

ノルヴェイジャンウェルテッド製法のザクザクッと太く縫われたステッチ、ストレートチップ等の直線に縫われたアクセント等は迫力を感じさせます

ヒールとの一体型で、分厚く、内部がハニカム構造になっている為に衝撃吸収性が高いのが特徴です。

パラブーツ ウィリアム

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ウィリアムの商品一覧はコチラから

 

 

 

④「BARTH(バース)」

アッパー部は「オイルドレザー(LIS・ヴォイル)」と称された、海水や雨水に濡れた後に乾燥しても、ひび割れたり変形しない、強固な機能性を併せた素材。

BARTHモデル用に開発された専用ラバーソールであり、トレッドパターンのマリーンソールを、“Les Bateaux(レバトゥ)”と呼ばれるパラブーツ独自のモカシンにて装着しております。

耐久性に優れた特殊構造。歩く度に張りのある弾力が、足裏に伝わってきます。

吸盤に似た丸い模様だけではなく、濡れた場所でも滑りにくい、フランス海軍のオフィシャルシューズという実力を持っています。

パラブーツ バース

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バースの詳しくはコチラから♪

 

⑤「ANVERS(アンヴァース)」

揉み革にて柔らかさアップし、素足に嬉しい革の質感にて、足元を颯爽と演出してくれる一足となっております。

シュリンクが加わり柔らかくなった「Forl レザーアッパー」を使用。
オイルドレザーよりも厚みがなく、伸びがとにかくいいんです。

オイルが染み込まされていますので、防水性も若干ですが、兼ね備えております。

柔らかな履き心地があるのに対して、フォルムは丸すぎないで長すぎない木型にて、与える印象も、カチッと硬すぎずソフト過ぎず。

履き込み口には芯がはいっておりまして、踵は補強され・脱ぎ履きに向いた構造となっております。

パラブーツ アンヴァース

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アンヴァ―スの詳しくはコチラから♪

 

⑥「CORAUX(コロー)」

パラブーツでは“バレッタモカシン”と言われるコインローファーモデル。

「珊瑚」と訳されるスリッポンです。

珊瑚の特徴、外側はとても固いですが、内側はとても柔らかい、ということをイメージしてか、製品も同様に柔らかに足を包みこんでくれる一足。

オールシーズン綺麗めスタイルの締めとなる足元を演出できるタウンリゾート感に溢れた一足は、ハンドメイドによるU型モカシンは被せのない仕様となっております。

耐久性に優れた特殊構造ラバーソールは、空気を蓄えるハニカム構造の高いクッション性を持ち、履き疲れや歩き疲れを軽減してくれます。

パラブーツ コロー

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コローの商品一覧はコチラから♪

 

またコローについては別ブログでより深堀りしましたので

ぜひこちらの『コロー徹底追求ブログ』をご覧になってくださいm(__)m

パラブーツ(Paraboot)のコロー(CORAUX)を追求!サイズ感は?/雨も大丈夫?/秋冬履ける?/ビジネス使える?/アメリカン・ネイビー・スエード等おすすめは?

 

 

またパラブーツについて弊社バイヤーが語ったYoutubeもございますので、こちらもぜひチェックしてみてください^^

 

 

 

まとめ

6種類のパラブーツの定番モデルをご紹介させて頂きました♪

雨の日のシューズといえばパラブーツ、と言われる程の撥水性を持っています。

自分の足に馴染んできた時には、もうパラブーツのファンになっていること間違いなしです♪

ファッション好きさんであれば、雨の日も関係なくおしゃれを楽しみたいと思うはず!!

通気用だけでなく休日使いとしても取り入れられるレザーシューズは、普段のコーディネートを底上げしてくれますよ。

 

その他にもパラブーツたくさん取り扱っておりますので

ぜひぜひチェックしてみてください^^

[パラブーツ/paraboot一覧はこちらから]

 

更に実店舗にて履き比べをしていただく事も可能です。

愛知県の中では、PARABOOT(パラブーツ)の取り扱いが一番多くモデルも豊富に揃えております。

当店は、正規取扱店となります。

ぜひ一度ご来店くださいませ。

 

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長々と最後まで読んで頂きありがとうございます。

ではまた。オクテット名古屋の中村でした♪

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