パラブーツとしては珍しいシャープなチャッカブーツ

パラブーツといえば厚く丈夫な革に、つま先の丸いぽてっとしたフォルムが特徴ですが、 このルーリーはどちらにも当てはまらない異色のブーツ。

革は初めから柔らかく足なじみ抜群で、つま先もシュッとシャープなデザイン。

しかし水に強いオイルドレザーを使っている点、ノルウェイジャン製法で作られている点にパラブーツらしさを残した 一押しのチャッカブーツです。

パラブーツは何足も持っているけどそろそろ違うものも履いてみたいな…という方、 パラブーツは以前足に合わなかったな…という方、 ぜひこのルーリーを試してみてください。

ルーリーのお勧めしたいポイントは、やはり最初から足に馴染むこと。
パラブーツのシューズは10年持つほど耐久性があり、長く愛用できることが人気の理由の一つですが、 足に馴染むまでに時間がかかることは否めません。

ルーリーはその過程をすっ飛ばしてくれて、且つ作りの堅牢さは他のモデルと引けをとらない仕様。
良いとこどりのモデルと言えます。

タウンユースを意識したアンクル丈ブーツ

今年のパラブーツは短丈ブーツが豊作！
アウトソールはアヴォリアーズを彷彿とさせるボリューム、しかしアッパーは落ち着きのあるショートベロアのアンクル丈と、 新鮮な面持ちのブーツ・モンタナモデルが今季より登場しました。

アッパーはブーツというよりレザースニーカーに近いデザイン。
履き心地もアヴォリアーズ等のブーツと比べると軽く、街で履く普段履きを意識して作られた一足です。

スニーカーよりもボリュームがほしいけど、ブーツだとボトムスの裾がくしゃっとなって嫌だな…というときにベストマッチ！
この冬のキレイ目カジュアルスタイルに、是非この新顔にチャレンジしてみてください。

モンタナのお勧めしたいポイントは、見た目よりも軽量であること。
パラブーツのブーツはノルウェイジャン製法であることが多いですが、こちらのモンタナは直接ノリで接着。そのため軽量に仕上がっています。

登山靴としては頼りなさを感じる製法ですが、街履きでしたら何の問題もありません。
普段気軽にシューズクロークから選びたくなる一足です。

シャープでスマートなサイドゴアブーツ

丸みのあるフォルムが多いパラブーツの中でも、やや珍しいシャープな面持ちのサイドゴアブーツが新たに登場。
ダブルモンクストラップシューズのWILLIAMやPOEに近い、ドレッシーなフォルムのモデルです。

ノルウェイジャン製法ではありますが、ソールやアッパーと同色の糸を使い目立たなくすると同時に、コバの張り出しも最小限にとどめスマートな印象を崩しません。

昨今はビジネススタイルもスーツではなくややカジュアル寄りなスタイルになってきています。
サイドゴアブーツとビジカジの相性はとても良いので、新しいビジネススタイルに是非加えてみてください。

シャンフォートのお勧めしたいポイントは、アッパーに使用しているシュリンクレザー。
しぼ革仕上げで傷が目立ちにくく、柔らかいのに耐久性が高いためとても取り扱いやすく重宝します。
ビジネスシーンにも、カジュアルシーンにも、ヘビーに使ってもそれに応えてくれる一足です。

本格トレッキングシューズをタウン仕様に復刻した名作

アンクル丈のマウンテンブーツモデル・アヴォリアーズもパラブーツを代表するモデル。
ボリューム感があり武骨な印象もありますが、実はシャンボードと同じ木型を採用しているので細身でシャープなシルエット。

さらにレザーも軽量のものを使っているため、足に寄り添うような履き心地のブーツです。
パラブーツの定番レザーであるLISレザー、別名「WAXY LEATHER」を使用。

フランス選手団に、1998年の長野オリンピックで公式採用されたことも話題となったトレッキングブーツ。 世界のアルピニストに愛されたモデルを現代的に再現したのが、 今作のアヴォリアーズです。

ソールも厚く、アッパーとソールの境目ストームウェルトが、 防水・防塵性を高めているアヴォリアーズならではの、定番の作りで仕上げています。

ボリュームがありつつも、つま先に向かってスッと伸びた形状で、綺麗めに合わせて頂けます。

モダンなアレンジが効いたローカットブーツ

名作マウンテンブーツ「AVORIAZ」をベースに、街履きに適したモダンなローカットデザインに再構築されたモデル「CLUSAZ（クリュサ）」。
本格的な5列Dカンと丸紐を備えたアッパーは、均一な締め付けと快適なフィット感を叶え、アクティブな歩行をサポートします。
ノルウェイジャン製法によりアッパーとアウトソールをしっかりと縫い合わせ、耐久性と防水性に優れた構造に仕上げられています。

厚みのある自社製「JANNU SOLE」は、優れたクッション性とグリップ力を発揮し、都会の舗装路でも軽快な歩き心地を実現。
ローカットによる脱ぎ履きのしやすさに加え、程よいボリューム感が足元にアクセントを与え、幅広いスタイルに自然に溶け込みます。
アウトドアの機能美と都会的なスマートさを兼ね備えた一足として、日常から旅先まで幅広いシーンに対応する万能ブーツです。

柔らかな足入れが魅力のUチップシューズ

同様のUチップシューズモデル・シャンボードと比べてワークな印象のティエール。
モカシン縫いの程よいボリューム感がカジュアルな要素を引き立てています。

パラブーツの他モデルと同じくオイルドレザーを採用し、ソールは夏のサンダルモデルに採用されているソフトなラバー素材を使用。
クッション性が高くグリップ力もあるので、雨の日も安心して履けるUチップシューズです。

パラブーツも値上げの煽りを受ける中、他のモデルに比べて価格がやや抑えめなところも嬉しいポイントですね。

大人のカジュアルスタイルに万能にマッチする、ついつい玄関で選んでしまう靴になること間違いなしです。

ティエールのおすすめポイントは、心地よい履き心地であること。
履き口とタンの部分にクッションが入っていて、スニーカーやコンフォートシューズのような柔らかい履き心地なんです。

足当たりの良さにも注目していただきたいモデルです。

70年以上のロングセラー登山靴が原型の街履き靴

アッパーにアザラシの毛を加えたミカエルフォックが有名なモデル。雑誌にも非常に数多く取り上げられます。

元はアルプスのチロル地方発祥の登山靴・チロリアンシューズを、ダウンユース可能なファッション靴としてパラブーツが広めたのがこのミカエル。

ビジネスシューズとしては難しくカジュアルスタイル向きの靴ではありますが、スニーカーではちょっとラフすぎる…という絶妙なシーンで見事にマッチしてくれる一足。

登山靴が元となっているだけに、厚手の革とU字型のモカシン、ノルウェイジャン製法と非常に堅牢なつくりです。

パラブーツと言えば、ミカエルと答える方も多いでしょう。

特徴は防水、耐久性に優れたノルヴェイジャン製法。
リス・レザーと呼ばれるたっぷり油分を染み込ませたアッパーで水に強く、ケアも楽チン。これが10年履ける由縁ですね。

補足： チロリアンシューズ　…　チロリアンシューズは登山靴をルーツにしています。 チロル地方の山で作業を行っていた人達のニーズに応じて発展してきた革靴が、 登山靴に取り入れられて進化してきたと考えられます。

パラブーツを代表するモデルのひとつ

パラブーツの名作モデルといえば、シャンボード、ミカエルを挙げる方が多いと思います。
こちらのモデルアヴィニョンは、この2モデルと並ぶ、パラブーツの代名詞的存在のモデルなんです。

フランス本国で人気の高いアヴィニョンは、フランス靴らしいぽってり感もありつつ、やや靴の先がシャープな「スプリットトゥ」が特徴的なデザイン。
今季はスウェードレザータイプで、この秋冬シーズンコーデにより馴染む一足です。

フランス靴ほどのボリューム感はいらないという方にもお勧めしたい、どんなボトムスにも合わせやすいフォルムデザインになっております。

アヴィニョンのお勧めポイントは、アッパーのデザイン。
シャンボードを彷彿とさせるUチップデザインをシャープにしたイメージで、フランス靴とイタリア靴のいいトコ取りのような一足。

トレッキングシューズの雰囲気を残しつつタウンユース型として現代に生まれ変わった、ドレスでもカジュアルでも幅広く活躍できるモデルです。

フランスの誇りとも言えるパラブーツのアイコン的存在

1920年に原型となるモデルが開発され、今日まで世界中から人気を集めるUチップシューズモデル。

パラブーツ専売特許のLISレザーとノルウェイジャン製法で雨に強く、アウトソールも独自開発されたPARATEXラバーソールを縫い付け、パラブーツの技術力を結集させた一足です。

重量感のある見た目からカジュアルスタイルでもアクセントとして活き、靴自体に品もある為ジャケパンなどのキレイ目スタイルにも合わせられる、非常に万能な靴。
天候もスタイルのテイストも自由に、履きたいときに履ける、永遠の定番とも言うべき見事な仕上がりです。

パラブーツの名作中の名作。

雨に強い無骨なノルウェイジャン製法を採用しながら品のあるアッパー部分。
クッション性の高いラバーソールは足にも優しく、スーツシーンでもカジュアルシーンでも幅広く使える点が大きな魅力です。

補足： コンフォートシューズ　…　足の健康を考慮して作られた履き心地の良い靴のこと。

ドレッシーな雰囲気はデートにも。好評のあまり復刻した人気モデル

ウィリアムというと、ジョンロブの名作を思い浮かべる方も多いはず。
実は、ジョンロブのカジュアルコレクションから発表されていたウィリアムをOEM生産していたのは、パラブーツなのです。

そのコレクションは終了し生産も重視されましたが、あまりの好評ぶりのためパラブーツが復刻。

耐久性に優れたラバーソールはどの天候でも気にせず履くことができ非常に実用的。
アッパーは元のウィリアムを引き継ぎ、ドレスシューズらしい表情でスーツにもカジュアルにもマッチします。
絶妙なカジュアル加減は病みつきです。

ジョンロブのカジュアルラインとして、産声をあげたウィリアム。

少しスーツにはボリュームがあるので、ジャケパンスタイルなどバシッと決まりますよ。
ビジネス寄りでシューズ選びを考えていらっしゃる方には、このウィリアムがオススメです。

ドレッシー且つ雨にも強い定番の一足

パラブーツの靴と言えば、がっつり張り出したコバとボリューミーなフォルムが特徴的。

それとは逆にコインローファーはほっそりとしたドレッシーな表情というイメージが強いですが、 このランスはパラブーツの特徴をしっかりとアピールしているフレンチ仕様のコインローファーです。

パラブーツの大きな特徴でもあるアウトソールは、定番MICHAELモデルにも使われているマルシェソール。ハニカム構造で衝撃吸収性が高いソールです。 しっかりステッチが見えるノルウェイジャンウェルテッド製法で、パラブーツならではのボリューミーな外見も特徴的です。

LISレザーのアッパーは撥水性があるので、雨天時も足元を盤石にして出掛けられます。

ランスのお勧めしたいポイントは、ドレス顔なのにトラッドな雰囲気も併せ持っていること。
ONスタイルにも、カジュアルスタイルにも合わせることができる稀有なシューズです。

現在のフレンチトラッド回帰の流れもあり、フランス製のローファーということも魅力的な、トレンドにも乗る一足です。

BARTHの良さをそのままに トラッドなコインローファー

こちらは、デッキシューズ パラブーツBARTH(バース)モデルをベースに、よりエレガントに振ったコインローファーモデル。
アウトソール、アッパーは同じ仕様になっていますが、こちらは紐がないためジャケパンスタイルなどONシーンにも使える一足です。

防水性が高く水に滑りにくいという長所を活かしつつ、光沢のある革に高級感を感じさせる面持ちは実に優雅。
タウンカジュアルシーンに使うだけでは勿体無い！

ビジネスシーンなどたくさん歩くシーンでも抜群の履き心地を誇るCORAUXなら問題ありません。
幅広くご活用いただけます。

パラブーツの靴は基本6万OVERの価格帯ですが、このコローは27,000円（+税）と比較的に手を出しやすいのが嬉しいところ。
こちらもバース同様、革馴染みが良いのでサイズ感は小さめがオススメです。