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シーン別で解説!シャツのオススメな衿型!

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執筆者

EC事業および実店舗とアパレル事業に携わり14年。 基本コンサバ路線で際立つオシャレより、取り入れやすく“こなれてる”ぐらいにおさめたい30代。 ドレス部門の仕入れを担当し、スーツなどフォーマルにも精通します。 アントレアミをこよなく愛するしっかりテーパード好きで、スニーカーはできるだけディアドラで揃えたい派ですが、最近はペリーコサニーの足なじみ良さに着地している身です。 FP事業も兼任するマルチワーカー。

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皆さん!こんにちは。こんばんは。文(ムン)です!

さてさて ・・・

オーダーシャツ!始動でございます(⌒∇⌒)

という感じで

前回のブログで色々とオーダーシャツの魅力や、サイズ感のしっかりと合った服の、優越性についてお話しさせていただきました。

一口にシャツといっても、ドレスシャツの印象は形や種類によって様々なものがあります!

ドレスシャツの種類とは?→衿型、カフス、生地等の総合的な要素の事を指します。

メンズ服にはマナーが多いので、TPOを選ばず好みだけで選んでしまうと損をしてしまう事もあります。

そこで!

今回はオーダーシャツ及び、ドレスシャツを選ぶときのおすすめの物をご紹介いたします!

今回はドレスシャツの中でも最も大きく印象を左右する、シャツの衿型の種類そして衿型の最適な選び方について、ご紹介しています!

 

ちなみに・・・

YouTubeにて動画でも詳しくお話ししておりますので、そちらが気になる方は下記↓↓の動画をご覧下さい!

 

それではさっそく!

その① ビジネスからフォーマルまで幅広く対応可能!定番の衿型。

まずはビジネスシーンから冠婚葬祭などのフォーマルなシーンでも、万能にお使いいただける鉄板の衿型をご紹介いたします!

 ・レギュラーカラー 最もオーソドックス襟型。衿の開きは70~90度前後。

 

 

レギュラーカラーは最もオーソドックスで古典的な衿型の一つです。

ショートポイントやロングポイントといった種類も存在し、時代によって多少の変化はあれどほとんど変わりません。

レギュラーの魅力は何と言っても、ビジネスシーンから冠婚葬祭まで幅広く対応できる万能さ。

レギュラーカラーのシャツは他の衿型に比べて、飾り気のないシンプルなクラシックさ演出できます!

デザイン的には万能なレギュラーカラーのシャツですが、現在のゴージライン(上襟と下襟(ラペル)を縫い合わせるラインのこと。)の高めに設定された、スタイリッシュなスーツにはあまり合いません。

しかし、一着は持っておいて損はない!定番の衿型には変わりないですね!

カフスはスクエアカフスや、大丸カフスが多いが、どんなものにも合いやすいと思います!

レギュラーカラーなら生地は、ベーシックな無地系が正解! ネクタイは結び目を小さく断然プレーンノットで!

 

さてさてお次は・・・・・

 

・ワイドカラー  ・衿が100~120度前後でかなり開いている。フォーマルからビジネスまで万能に決まる衿型。 

現代のスーツにも合いやすいのですごくオススメ!ビジネスシーンで一番人気のある衿型の一つです!

ワイドカラーもやはり定番中の定番!ここも外せませんね!

カフスはどんなものでも基本的に合ます!

個人的には写真のようにダブルカフスや、スクエアがオススメ! 生地はベーシックな物から、ストライプやクレリックも相性抜群! 

ネクタイはウインザーやセミウインザー、ダブルノット等の結び目が大きく結ぶと収まりは良いですよ!※それでも僕はプレーンノット(笑)

この辺りはやはり定番の衿型なので、どちらか一着あると非常に便利ですし、いざ!というときに困りませんね!

しかしながらオフィスカジュアルが推奨されてる昨今、ネクタイを締める機会も減ってきているのは事実です( ;∀;)

そんな時、ノーネクタイでも決まるようなシャツも抑えておきたいところですね!

 

その② タイドアップもノーネクタイも両方決まる! 2WAYな衿型。

 ノーネクタイでも決まるシャツといえば、先ずはこの衿型でしょう!

ボタンダウンシャツ ・衿先がボタンで留めるデザインが特徴。

 

アメリカンなスタイル!衿先がボタンで留めるデザインが特徴ですね。もともとはイギリスのポロ競技が発祥(サッカーの馬バージョンみたいな物)。

その後アメリカのファッションブランド「ブルックスブラザーズ」がポロ競技用のシャツをベースに、ネクタイに合うように改良されて作られたシャツが由来なんです!

ボタンダウンのシャツは衿先を、ボタンで留める分衿の立体感が強くなります!

元々はスポーツ競技用のウェアがルーツなので、フォーマル装いやパーティーシーンなどではNGですが、その分ノータイでも大丈夫なデザインなので、夏のクールビズや私服用のカジュアルシャツなんかにも非常にオススメデザインです!ボタンダウンシャツは、元々がカジュアルな印象なので、生地もギンガムチェックやストライプなどの柄物ともよく合うのも特徴です。

オーダーらしく少し変わった柄や、遊びの効いたシャツにしたい!なんて方にも是非オススメしたい衿型です!

さてさてお次は・・・・・

アメリカのノーネクタイに最適なシャツがボタンダウンなら、イタリアはコレ!という衿型をご紹介いたします!

 

ホリゾンタルカラー ・イタリア人ぽさ満載!イタリアのシャツといえばこれ!

 

 

特徴は写真のように衿が、180度近く開いているのが一番特徴的な衿型です。別名カッタウェイなんて呼ばれたりもしてますね~

この特有の開いた衿と衿先にかけての緩やかなカーブが、ゴージラインの高い現代の細見のスーツとも相性抜群です!

ノーネクタイのジャケパン姿や、シャツ一枚のコーディネートでも、衿が美しく流れ立体的な印象が色っぽさと小粋さを醸し出します!💓

イタリアオヤジが、しょっちゅう着ているシャツですね!(⌒∇⌒)

 

しかし!

只今ご紹介致した衿型は、オススメなのには違いませんが、既製服でもよくお見掛けするデザインでもあります。

オーダー特有の特殊な衿型にしてみたい!なんて方のために・・・・

普通の衿型とは一風違った、クラシックなムード漂う衿型も合わせてご紹介いたします!

その③ オーダー感漂う。クラシックな衿型。

ラウンドカラー

写真のように、衿が丸くラウンドしてるのが一番の特徴です!

衿に丸みがあるため、女性らしさやエレガントなイメージを与える事が出来ます!

欧米ではクラブ・カラー(club collar)と呼ばれ、英国のイートン校で上流階級を区別するために採用されてる、ブリティッシュ感強めなカラーなります。

ラウンドカラーは衿のデザインと相まって、相手に柔らかく優しい印象を与えられます!

クラシックな印象にするなら、ベーシックな無地系の生地や、ロンドンストライプのクレリック等がオススメです!

ネクタイもナロータイや、ニットタイとも相性抜群なので、ネクタイは締めつつも少し涼し気な印象にしたい人にもおすすメです!

ラウンドカラーはそのデザイン上ただでさえ柔らかく、かわいい印象を与えがちな衿なので、行き過ぎた柄やチェック柄は避けたほうが無難かと思います。

 

 さてさてお次は・・・・・

 

タブカラー

 

特徴は左右の衿にタブ(つまひも)があり、タブのボタンを絞めて着るシャツになります!

タブのボタンによって、ネクタイを締めたときにネクタイが立体的に立つことで小粋でこなれたな感じにスタイリングできます!

イギリス感漂う着こなしや、クラシックな着こなしによく合うので、スリーピースや、ダブルスーツなどにぜひ合わせてほしい一着ですね!

ネクタイを締めないと、第一ボタンのタブが見えてしまうので、タブカラーのシャツはノーネクタイスタイルはNGですが、タイドアップのスタイルの中でVゾーンをより華やかに見せてくれるので、スーツ好きには是非ともオススメな衿型です!

スーツスタイルが一気に、ワンランク上のクラシックな印象になる事間違いなし!(笑)

ネクタイは断然おさまりの良い、プレーンノットで結びましょう!

最後に。

オーダーは選ぶ楽しさもあり、自由にご自身の好きなデザインが選べる分着用するシーンや、TPOをしっかりと意識した物を選び、見た目も中身も紳士的に決めてこそ粋なんです!

オーバードレスもアンダードレスもせず、最適なシーン選びとコーディネートでこそ、服が一層輝きます!

それでは!文(ムン)でした!

 

 

 

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