【メンズ】そのコーデは待った！本当はNG！？時代遅れファッション/現代のOKコーデもご紹介

今回は『そのコーデは待った！!本当はNG！？時代遅れファッション』のご紹介をしていきたいと思います。

男性の中で実はやってしまっている方もいる昔流行ったコーデ。皆様は思い当たってしまったりしていませんか？折角のデートが残念にならない為に、NGコーデやオススメコーデをご紹介していきたいと思います！最後に服を購入する際、絶対注意するポイントもご紹介します！

昔のトレンドファッション

流行を追いかけることはファッションを楽しむ上で大切な要素です。しかし、10年前のトレンドをそのまま現代に持ち込むことが本当にお洒落なのかという問題があります。注意していただきたいのは、単品のアイテム自体が「ダサい」というわけではなく、組み合わせや着こなし方に時代のギャップが生じていることです。
※あくまで筆者の個人的見解としてお読みください。

１、細身コート×スキニー

約20年前、細めのシルエットのスーツが大流行しました。弊社でも数多くの細身モデルを取り揃えていた時代がありました。当時のスーツは体にぴったりとフィットし、お尻が見える短い着丈が特徴でした。また、スーツの釦（ボタン）も三つから二つへと変化してきました。

現代のスーツは、適度に体にフィットしながらもゆとりがあり、お尻が半分程度隠れる着丈が主流となっています。ビジネスシーンで使用することが多いスーツは、特に時代に合ったデザインを選ぶことをおすすめします。

普段スーツを着用しない方でも、突然フォーマルな場に出席する必要が生じた際に、10年前のスーツしか持っていないという状況は避けたいものです。時代感が明確に表れるスーツはビジネス上でも不利になる可能性があります。

２、細身コート×スキニー

若い世代に今でも人気のコーディネートですが、30代40代の方が同じスタイルを取り入れると時代遅れな印象を与えかねません。ウエストが絞られた細いコートとタイトなスキニーパンツを組み合わせた「I字シルエット」は、若者特有のスタイルとも捉えられてしまう可能性もあります。

物スラックスや品のあるシルエットのボトムスを合わせる事で、大人っぽさが伺えます。

現代のトレンドでは、マッキントッシュやヘルノなど肩のラインがやや落ちたリラックスしたデザインのコートが主流となっています。10年前までは肩にぴったりフィットし、ウエストを強調するデザインが多かったのとは対照的です。

ファッションはトレンドの移り変わりが早く、特に女性のファッションはその傾向が顕著です。流行を取り入れることも大切ですが、時代を超えて着こなせる安定感のあるスタイルを身につけることも重要だと考えます。

３、ドラマに感化されたネルシャツ腰巻×ダメージデニム

約20年前に大流行した「キムタクコーデ」は、ネルシャツを腰に巻いてダメージデニムを合わせるスタイルが代表的でした。現在では残念ながら時代遅れと言われてしまう事もあるのではないでしょうか？人気ドラマの影響力は大きかったものの、ファッションが20年前で止まっているような印象を与えてしまいます。

最近のドラマでは見かけなくなったスタイルであり、ネルシャツやダメージデニムを単体で使用するのは問題ありませんが、セットで着こなすのはおすすめできません。ネルシャツを腰に巻いたり、ダメージデニムでもストレートや太めのシルエットを選んだりすると、一世風靡したドラマだったからこそ皆様の頭の中の印象が植えついており時代感が表れてしまう傾向があります。

４、主張の強いシルバーアクセサリーを何個も付ける

かつてのV系ファッションを思い浮かべると分かりやすいかもしれません。シルバーアクセサリー自体が「ダサい」わけではなく（筆者自身もシルバーアクセサリーが好きです）、現代のファッションに合わせるなら控えめなデザインが適しています。

以前のコラムでも触れたように、ファッションは「引き算」で洗練されます。アクセサリーを複数重ねると、服装よりもアクセサリーの主張が強くなってしまいます。個性的なアイテムは品のある「ワンポイント」として使用し、全体のバランスを整えることでより洗練された印象に仕上がります。

今の着こなし方/OKコーデ

セットアップスーツ

現代のスーツスタイルでは、「クラシックスタイル」を取り入れたデザインが人気です。特にスリーピーススーツやダブルブレストスーツが増えており、紳士的で上品な雰囲気を演出します。何よりも大切なのは、自分の体型にマッチしたスーツを選ぶことです。

しかし昨今ビジネスシーンのカジュアル化が進み、セットアップスタイルも増えたのではないでしょうか？

スーツ＝ネクタイ、そんな時代の常識を軽やかに超えるのが、このライトグレーのセットアップスタイル。きちんと感を保ちつつ、ノータイで魅せる余裕が、大人の洗練を感じさせます。

ライトグレーは春夏の爽やかさを引き立てる好カラー。そこに濃いブルーのシャツを差し込むことで、クールさと誠実さを両立させた都会的な印象に。ネクタイを省いたことでこそ、シャツの色味が活き、こなれた洒落感が際立ちます。

【コーディネート一覧】

ステンカラーコート

黒のステンカラーコートは、中間季節の気温差にもスマートに対応できる頼れる存在。きちんと感がありながら、テーラードよりも軽やかで、着流すだけでこなれた雰囲気が漂います。

鮮やかなオレンジのリネンシャツと淡いグレーパンツを合わせ、春夏らしい彩りと柔らかさをプラス。黒の引き締め効果を活かしながら、爽やかで都会的なムードを演出しました。

シンプルなのに洒落て見えるのは、ベーシックを知る大人だからこそ。ステンカラーコートは、そんな“イケオジ”のスタイルに欠かせない一着です。

【コーディネート一覧】

ダメージデニム

黒シャツとモノトーンスニーカーでまとめた都会派スタイルに、ライトグレーのダメージデニムが光ります。大人のカジュアルに必要な“抜け感”と“軽快さ”を両立してくれるからです。

暗色のトップスで引き締めた分、ボトムスはあえてトーンを落とすことで、こなれ感が自然と生まれます。淡い色味なのに武骨なダメージ加工が効いていて、ラフすぎず、でも気取ってない。そのさじ加減がちょうどいい。

年齢を重ねたからこそ似合う「こなれた色落ち感」と「品のあるカジュアル感」。黒シャツ×ライトグレーデニム、この組み合わせ、実は“イケオジ”にこそ穿いてほしいジーンズです。

【コーディネート一覧】

～おさらい～

1. 細めスーツスタイル
2. 細身コート×スキニー
3. ドラマに感化されたネルシャツ腰巻き×ダメージデニム
4. 主張の強いシルバーアクセサリーを何個も付ける

以上の4点を例として挙げましたが、各アイテムは異なる着こなし方をすることで魅力を引き出すことができます。お持ちのアイテムを捨てる必要はまったくありません。ただし、スーツについては今後新調する際には時代に合ったデザインを選ぶことをおすすめします。

ダメファッションはコチラでもご紹介していますので是非チェックしてみて下さいね。

最新版！『ダサい』『イタイ』と思われがちのメンズファッション

まとめ

今回は30代40代男性の時代遅れファッションについて解説いたしました。ファッションは常に進化しており、古いトレンドにこだわりすぎると現代的なオシャレからかけ離れてしまいます。

服を選ぶ際に最も注目していただきたいのはサイズ感です。適切なサイズ感を意識するだけで、コーディネートの印象は大きく変わります。現代のトレンドに合わせたサイズ選びができれば、お持ちのアイテムも新鮮な印象で着こなせるようになるでしょう。ぜひ自分に合ったサイズ感を見つけて、時代に合った洗練されたスタイルを楽しんでください。

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