~4つの場所のチェック~
スーツのサイズ選びで大切なことは、”スーツはどこで着る?”って言葉を聞いたことはありますか?
さてどこでしょうか。
この場所さえ、間違わなければ、スーツをカッコよく着ることのベースは終了です。
その場所は”肩”です。
肩が詰まってしまった(きつく感じる)、肩が落ちている(余裕を感じる)どちらもスーツのサイズ選びとしては合っていません。
目安としては、第一関節でつまめるかです。
つかめなかったら、サイズは小さいです。逆に第二関節までつまめた場合は、サイズは大きいです。ポイントを間違わなけば、問題ありません。
次にポイントとなるのは、<腰回り>です。
ここ最近は、超スリムなスーツが、人気が高いようです。
私の父親世代では、ダボンダボンなスーツがメインでした。
印象は真逆ですよね。
ここで覚えておきたいことのポイントは、
フロント釦を閉めたときに、掌一枚分入るか。が基準となります。
以前は拳一個分と言われていたのですが、それでは、肩のラインと腰回りのラインが
合ってこないのです。ダボっと見えてしまいます。
ご自身の目を信じてくださいね。言葉に流されては、いけません。
手のひろ一枚分です。
第三のポイントは、袖の長さです。
肩が合っていたら、かっこいい。ウエストがビシッと決まっていたら、かっこいい。
これは、間違いありません。
でも、忘れてはいけいこと。それは、スーツは、総合ファッションであることです。
トータルのバランスがあってこそのスーツが、かっこよく見えるのです。
ここでのポイントは、袖です。
なぜ、袖を気にしなくちゃいけないのって声も聞こえてきそうですが、
“ドレスシャツ”との組み合わせが大切であるからです。
そのポイントをお伝えします。
シンプルに!
シャツを1.5㎝出しましょう!
出しすぎもだめですよ。
そしてシャツが袖の中に隠れてるのも、よくないです。
なぜ、シャツが見えたほうがいいのでしょうか。
答えは、”シャツ”は下着だからです。
なのでスーツの上着は、肌に直接増えないことが条件となります。
袖以外にも、首回りも気を付けてくださいね。
1.5㎝は非常にバランスのいいシャツの出方なので、目安にしておくのがベストです。
最終ポイントです。
裾の長さです。
まず初めに、カジュアルジャケットとスーツのジャケットってどこが違うのって疑問に感じませんか。
答えは、袖の長さと裾の長さです。
スーツのジャケットに比べても、どちらも短めとなります。
特にわかりやすいのが、裾の長さです。
カジュアルジャケットは短めで、お尻が丸見えになるものが多いですが、
スーツのジャケットは、お尻が丸見えになることはまずありません。
目安としては、お尻が半分隠れるぐらいです。
また腕をまっすぐに下したときに第一関節で掴めるぐらいも目安としてもOKです。
短くもなく、お尻半分ぐらいでもなく、長すぎる場合。
借り衣装のような印象になってしまいます。サイズを変えること。もしくは裾をお直しをすることをお勧めします。