こんにちは、
こんばんは、皆さま!
店長の郡山です。
スーツ屋(紳士服店)×セレクトショップのHAYASHIがお送りするスーツ講座。
実際に高校・大学・企業様でスーツ講座を行い
かつ店頭で年間1000着以上のスーツのご案内をする私達だからこそお伝えできるお話を
綴ってまいります!
さて今回は引き続き『就職活動編』
その中でも意外に見落としがちな
「バッグ、靴(シューズ)」についてお話していきますね。
1.バッグの選び方
就職活動時に使うカバンは
基本的にはスーツ姿を前提としてそれに合う物で
用意した方が良いです。
その上でいったい何がスーツに使っていい形なのか?
ここをご案内していきます。
まず最も一般的な形と言えば「ブリーフケース」です。
①ブリーフケース
持ちて部分を掴んで持ち運ぶするタイプで
リュックなどのように肩などにかけて使うことがないので
持ちて部分は狭めで、
ブリーフケースはリクルート時に使用可能です。
ブリーフケースの中でも選ぶ際に注意したい点があります。
・色、デザインは落ち着いた物を選ぶ
・床などに置いた際に自立して立っていられる物を選ぶ
・ショルダーコードが付いていてもスーツ時には使用しない
色・デザインについては言わずもがな、ですね。
就職活動は自分の好きな格好・楽な格好をしていく場ではありませんので、
どう相手に見られるかを意識した上で選びましょう。
次に自立する物という点は、
面接時などにカバンを自分の足元などに置くことになるのですが
その際にしっかりと立っていられるものを選ばないと
くしゃっと床に横になってしまったり見映えが良くありません。
荷物を取り出す際の事を考えても
自立している方が取り出しやすいです。
そしてショルダーコードについて
ショルダーコードとはカバン本体にコードをつなぎ
体に斜め掛けできるコードのことです。
商品本体に別途ついている物もあるでしょうが、
できればスーツ姿には使わない方がいいでしょう。
というのも、
ジャケットの上から斜め掛けすると
ジャケットが潰れてくしゃくしゃになったり形が崩れてしまいます。
②トートバッグ
トートバッグは
持ち手を腕に通して肩に掛けるようにして
持つことができる形のカバンで、
トートバッグはリクルート時に使用を控えるべきでしょう。
なぜ就活に適さないかというと
・トートバッグは基本的にカジュアル向けデザインが多い
・肩に掛けることでスーツの形が崩れる
という理由が挙げられます。
全てのトートバッグとは言いませんが、
往々にしてトートバッグ選びをすると普段着を前提にした
カジュアルなデザインが多く、スーツ姿には不向きです。
特に就職活動となると難しいでしょう。
また基本肩に掛けて使用するとなると
片方の肩だけにバッグの重さがかかり
スーツ肩部分の形を崩してしまったりシワになってしまいます。
③リュック
最近ではお仕事でリュックを使われている方も見かけるわけですが、
完全なリュックのみの仕様の場合は
就職活動においてはオススメしません。
それは
リュック自体は元々アウトドア向けに作られた物であるということ。
を考えると最適とは言えません。
ただ最近ではビジネス向けてに作られたリュックが増えており、
全てのリュックが適さないとは言い切れません。
そこであえてオススメさせてもらえるとすると
リュック限定の用途ではなく、
「ブリーフケースとしても使える」
といったような2WAY仕様、3WAY仕様といった
色々な形で使うことができるモデルです!
↑こちらは持ち手の使い方次第で
「リュック」「ブリーフケース」「ショルダーバッグ」
と3種類の使い方ができる優れ物です。
詳しくはこちらを見て頂いた方が分かりやすいと思います。
上記のように、
結論からいうと「ブリーフケース」が最もポピュラーかつ最適ですが、
普段使いが少しでもできる形がいい!
となると「2WAY、3WAYリュック」(ブリーフケースとしても使える)が万能です。
ぜひご自身の用途や手持ちのバッグなども考慮して選んでみてください!
2.革靴(シューズ)の選び方
就活におけるシューズ選びと言えば、やはり『革靴』ですね。
スーツ姿にスニーカーを推奨する流れもありますが、
現在のスーツ姿ビジネスマンを見ても
現実的にスニーカーを履いている方はほぼいらっしゃらないです。
何より似合わないのです。
そしてリクルートにおいて言えば
やはり『革靴』一択で考えていいでしょう。
とは言え、
お店に行って「革靴を下さい。」といったところで種類はたくさんあります。
いったいどれを選べばいいのでしょうか?
今回はその部分を説明いたしますね。
その前に前提条件を抑えておきましょう。
・スーツには革靴(スニーカーはNG)
・就職活動時に革靴はブラックカラー
・革靴とベルトは色を合わせる(つまりベルトも黒色を選ぶこと)
それでは革靴の中でもよく見かけるデザイン別にご案内していきましょう。
①ストレートチップ
ストレートチップとは、
「つま先部分に横一線のステッチが入ったデザイン」のことです。
シンプルかつステッチのおかげで足元がスッキリしたシルエットに見えます。
こちらは就職活動OKのデザインです。
②プレーントゥ
プレーントゥとは、
「つま先部分にステッチやデザインがないタイプ」のことです。
最もオーソドックスなタイプですね。
こちらも就職活動OKです。
③Uチップ
Uチップは、
「つま先部分にUの字でステッチが入っているデザイン」のことです。
元々はカントリーシューズや狩猟用靴としての起源をもつデザインですが、
上記写真のように黒でシンプルなデザインでしたら
就職活動でも使用可能です。
④ウィングチップ/メダリオン
ウィングチップとは、
「つま先部分にW字型のステッチ等の飾りが入ったデザイン」のことです。
さらにウィングチップのデザインと併用して使われることが多い
メダリオンとは、
「つま先等の施される穴飾り」のことです。
どちらも装飾的意味合いが強く、
足元を華やかに見せたり今ではお洒落一環として考えられるため
就職活動用には選ばない方がいいです。
⑤ローファー
ローファーとは、
「紐を使用しない靴」という意味で
英語表記のloaferには怠け者という意味もあるとか。
元々室内用の靴としての起源をもつローファーは、
そういう意味でも元々正装用に作られた物ではありません。
さらに今ではカジュアルとビジネスの間的な活用が見受けられるので
就職活動には使わない方がいいでしょう。
さて靴選びが分かったところで
「これで足元は完璧!」
となりそうですが、もう1つ確認して欲しいことが!
実は以外にありがちな足元のミスとして
『靴下選び』があります。
3.靴下の選び方
「靴下なんて見えないから履いておけばいいでしょう」
そう思っていないでしょうか?
確かに靴下はスーツを着て立っている時にはほぼ見えません。
ただ実は面接時など対会社の方と会うとなった時には
だいたいの場合座っている状態になるので
パンツの裾が上がり靴下が見えてしまうのです。
それではどのような靴下がOKでNGなのか
結論からいうと
・長い靴下はOK、くるぶし丈やフットカバーなど短い靴下はNG
・色は濃い目の色はOK(黒/紺/濃いめグレー)、白・明るめの色NG
・柄は無地or目立たないレベルの柄はOK、派手な柄はNG
です。
ですので以下の写真は
「長い靴下+黒色」⇒就職活動にOK
「短い靴下+柄物」⇒就活活動にNG
「長い靴下+白色」⇒就職活動にNG
となります。
最後に
いかがでしたでしょうか?
就職活動の着こなしと言っても
スーツ以外にも色々ありますね。
ただ全てを1つ1つ覚えるのはなかなか難しいと思います。
『全ては相手にどう見られて・どう思われるか』
これを考慮した際にどういう着こなしにするのがベターかという事です。
絶対的な正解があるものもないものもありますので、
むしろ自分で考えてどうあるべきか選択することも大事だと思います!
就活生の皆さんぜひぜひ頑張って良い形で就活を過ごされてください!
ということで
上記のようなスーツに関するお話は
現在、高校・大学様さらに学校に限らず
講義講演でCSR活動としてうかがわせて頂いております!
ご興味ございます方は
お気軽にご連絡くださいませ!
株式会社林商店
担当:郡山悠也
TEL:0561-34-0194
MAIL:kooriyama@deradera.com
過去のスーツ授業などの模様は
こちらからご覧いただけます↓
それでは郡山でした。
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