イケオジ必見！季節感漂うリネンシャツコーデ

40代50代のイケオジファッションを底上げするリネンシャツ。清潔感があり、軽快でこなれ感のある印象にするリネン素材は、今期もとても注目されていますよね。イタリアファッションのイメージが強かった数年前とは違い、「夏のファッション＝リネンシャツ」という認識も広がっています。昨年は大変ご好評いただき、当店でセレクトしたリネンシャツがなんと初夏前に完売してしまったという反省から、今年は幅広いバリエーションを用意しました！

リネンシャツの魅力とは？

リネンは自然素材であり、通気性が非常に高く暑い季節でも涼しく過ごせるため、夏場でも快適に過ごす事ができます。シワができやすい素材なのですが、そのシワさえも味方につけ独特の風合いでこなれ感漂います。このシワ感はカジュアルさと上品さを兼ね備えており、年齢を重ねた男性の落ち着いた雰囲気にマッチします。ナチュラルな風合いを醸し出し、１枚でも羽織りとしても、インナー使いとしてもヘビロテの効くアイテムなので、夏のマストアイテムとして私はオススメしたいです。

そして、リネンと麻の違いはといいますと…リネンとは、亜麻の繊維を原料にした織物を指し、麻とは、植物から作られる繊維全体を指しています。つまりリネンは麻の一種と言う事です。

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おすすめのリネンシャツとコーディネート

①Giannetto （ジャンネット）/ホリゾンタルカラーシャツ

まずは、軽やかなのにどこか艶っぽい、ジャンネットの黒リネンシャツを主役にした夏コーデ。黒というカラーが持つ大人の落ち着きをリネン特有の涼しげな素材感が中和し、決して重たくならずにシャープな印象をキープします。そこに合わせたのは、陽射しに映えるレンガ色のハーフパンツ。リネンのシックな黒に、テラコッタのような暖色が柔らかく溶け込み、夏らしい遊び心をプラスしてくれます。足元にはブラックスウェードのクロスサンダルを。リラックス感はありつつもスウェードの質感が大人っぽさを後押しし、全体をキリッと引き締めます。

こんなコーデで行きたいのは、海沿いのカフェテラスやリゾートホテルのテラス席。潮風にシャツの裾が軽く揺れるたび、自然と気分も上がり、肩の力が抜けた上質なバカンス気分に浸れそうです。リネンだからこその涼しさと黒の艶感、そこに暖色のパンツを効かせた大人の余裕が香るサマースタイルです。

モデル：身長183cm 胸囲98cm ウエスト80cm

カラーバリエーションの淡いサックスブルーのストライプリネンシャツは、白のカットソーに羽織ってみました。風をはらむような軽やかな質感に、さり気ない柄が清涼感を際立たせ、夏の陽射しに映える爽快なレイヤードスタイルを演出します。ボトムスにはライトベージュのチノパンを合わせて、全体のトーンをやさしく統一。落ち着いた色使いとナチュラルな素材感が、どこか穏やかな印象を醸し出し、気取らずにおしゃれを楽しむ大人の余裕を感じさせてくれます。足元はベージュのスニーカーで軽快に。カジュアルだけど品よく見える絶妙な色バランスで、街歩きにもぴったり。
仕上げに添えた黒の巾着バッグが、ほどよい引き締め役となり、全体にメリハリをプラスします。

このコーデで出かけたいのは、緑の多いカフェや川沿いの散策路、ちょっとしたショッピングモール。気取らず、でもどこかこなれていて、ふとした瞬間に「なんかいいな」と思わせる、そんな夏の空気を纏った装いです。

モデル：身長182cm 胸囲98cm ウエスト77cm

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②Finamore（フィナモレ）/ホリゾンタルカラーシャツ

次に、イタリアの名門シャツブランド、フィナモレのネイビーリネンシャツを主役にした、大人のためのサマースタイル。深みのあるネイビーの色合いは、リネン特有の軽やかなシワ感と相まって、上品でいて抜け感のある印象に仕上がります。そこに合わせたのは、柔らかなトーンが夏の日差しによく映えるベージュのハーフパンツ。このカラーコンビは、どこか品の良いマリンムードを漂わせてくれる鉄板の組み合わせです。足元には白のレザーデッキシューズを選んで、爽快さときちんと感をプラス。カジュアルなショーツスタイルも、白レザーの持つクリーンさでグッと大人顔に引き上がります。仕上げにブラックのワンハンドバッグをプラス。コーディネートを引き締めながら、持つだけで都会的なスタイリッシュさが加わり、街歩きやテラスランチにもぴったりな雰囲気です。

この装いで向かいたいのは、海風が心地よい港町や、開放感あふれるオープンテラスのレストラン。爽やかな風にシャツが揺れ、足元には柔らかな光が反射する白いデッキシューズ。そんな何気ないひとときさえ、ちょっと特別に感じさせてくれる大人の夏コーデです。

モデル：身長183cm 胸囲98cm ウエスト80cm

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③REPLAY（リプレイ）/カジュアルシャツ

程よく力の抜けた男らしさを演出してくれるのが、ブラックウォッシュのリネンCPOシャツ。ジャケット感覚で羽織れるCPOタイプに、リネンの涼しげな素材感と洗いをかけた風合いが加わることで、ラフさと渋さが共存する一枚に。インナーのブラックカットソーと合わせることで、全体のトーンが引き締まり、大人の落ち着きを感じさせる着こなしが完成します。ボトムスにはカーキの細身コットンパンツをセレクト。暗めのトップスにアースカラーのニュアンスを加えることで、重たくなりすぎず、自然体で着られる都会的ミリタリースタイルに。足元はグレーのスウェードスリッポンで柔らかさをひとさじ。スニーカーほどカジュアルすぎず、革靴ほど堅くない絶妙な抜け感が、コーデ全体のバランスを整えてくれます。

この装いが似合うのは、コンクリートの街並みや、都会のアートスポット、週末のカフェめぐりなど。決めすぎず、でも洗練されていて、リネン素材が生む空気感が、真夏の黒コーデに軽快な表情をもたらしてくれる一着です。

モデル：身長182cm 胸囲98cm ウエスト77cm

羽織るだけで夏の空気をまとえるような、ライトブルーのリネンCPOシャツ。ほんのりワークなムードを残しつつも、リネン特有の柔らかさと発色の良さで、ラフすぎず上品にまとまるのがこの一着の魅力です。インナーにはブラックのカットソーを仕込み、淡いブルーとのコントラストで引き締めを意識。色数は抑えつつも、全体に動きと奥行きが生まれます。ボトムスは白のデニムパンツで、爽やかさと清潔感をしっかりプラス。ややテーパードしたすっきりシルエットを選べば、大人のきれいめカジュアルとして成立し、清涼感とスマートさを同時に演出できます。足元は、青のラインが効いた白スニーカーで抜け感と遊び心を。シャツのブルーともリンクし、さり気なく全体のトーンに統一感を持たせてくれます。

このスタイルで歩きたいのは、明るい陽射しの降り注ぐベイエリアや、白い壁の映えるギャラリー街。カジュアルだけど洗練された印象を与えたい、そんな夏の一日にぴったりのスタイリングです。

モデル：身長183cm 胸囲98cm ウエスト80cm

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④BARBA(バルバ)　/カプリシャツ

落ち着いた色味とゆったりしたムードが魅力の、カーキのカプリシャツ。首元に抜けを作るスキッパーデザインと、肘までかかる絶妙な袖丈が、リラックスした大人の夏スタイルを演出します。リネンやコットン混のドライな質感が、汗ばむ季節にも快適な着心地を提供しつつ、ほどよくこなれた印象に。合わせたボトムスは、黒のショーツ。やや短めの丈でバランスを取りつつ、シックなカラーが子どもっぽさを回避してくれます。カーキとの色合わせも落ち着いていて、大人の余裕を感じさせる絶妙な配色に。足元は白のトングサンダルで軽快に。足元に白を持ってくることで抜けが生まれ、リゾートムードが一気に加速します。シンプルながら、肌感や素材感で勝負できるコーデだからこそ、色数を抑えても地味に見えないのがポイントです。

このスタイルで訪れたいのは、海沿いのカフェテラスや、静かなリゾート地の散策。カプリシャツの裾が風に揺れ、足元にはサンダル。そんな気負わない夏のひとときを、自然体で楽しめる大人の休日コーデです。

モデル：身長182cm 胸囲98cm ウエスト77cm

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⑤BERWICH（ベルウィッチ）/ワークブルゾン

リネン素材を使用したベージュのワークブルゾンは、無骨さの中にも柔らかさを感じる絶妙な一枚。リネン特有の軽さと通気性に加え、淡いベージュの色味が春夏らしい季節感をしっかりと演出してくれます。シルエットはワーク由来の無駄のない直線的なラインで、羽織るだけでサマになる存在感。インナーには白のカットソーを合わせて、ベージュとのコントラストで抜け感と清潔感をプラス。上下をつなぐのは、ブラックのチノパン。太すぎず細すぎない絶妙なシルエットが、コーデ全体を都会的に引き締めてくれます。足元はソールが白のブラックスニーカー。ワントーンに近い色使いながら、ソールの白が全体のトーンに軽さを生み、春夏の重くなりがちな黒を軽快に見せてくれます。

このスタイルが似合うのは、アスファルトの街並みや週末のギャラリーめぐり。「ラフだけど、きちんと見える」そんな絶妙なバランス感が、日常のちょっとしたお出かけをスマートに格上げしてくれます。ワークブルゾンという無骨なアイテムも、リネンの表情を加えることでここまで洗練される。そんな大人の夏コーデです。

モデル：身長181cm 胸囲98cm ウエスト79cm

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ビジカジスタイルにもおすすめ

最後に、暑い季節のビジネスカジュアルには、リネンシャツをジャケットのインナーに取り入れるのもおすすめです。清涼感のある素材感が見た目にも軽やかで、汗ばむ日でも快適に過ごせます。きちんと感のあるジャケパンスタイルも、リネンの柔らかな表情を加えることで、堅苦しくなりすぎず、こなれた印象に。オフィスはもちろん、商談帰りのカフェや会食にもぴったりな、大人の夏のスマートコーデです。

モデル：身長183cm 胸囲98cm ウエスト80cm

モデル：身長181cm 胸囲98cm ウエスト79cm

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リネン素材のお手入れ方法

リネンシャツの良くある悩みが、シワになりやすい事と縮む事の大きく分けて２つではないでしょうか？私が実践している対策をご紹介しますので、少しでも参考になれば幸いです。

①シワになりやすい

素材の特徴でもあるのですが、余りにもしわしわですとだらしさなさが出てしまいやすいですよね。これは、長時間のお洗濯と脱水時間に大きく関係します。なので、手洗いモードで出来るだけ脱水の時間を短縮してみてください！

アイロンをかける場合は、少し濡れている状態であて布をして、中温で軽くさっとかけるだけにしましょう。そうする事で、リネンの繊維に反応し光沢がかかってしまう心配もありません。※完全に乾いてしまった場合は湿らせてからアイロンをしてください。

②縮む心配

若干は縮む事はございますが、微差に近いです。リネン100％であれば然程気にしなくても良いとは思いますが、混紡素材は注意が必要です。乾燥機は適していないので、できる限り日陰干しでゆっくり乾かしてくださいね。

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まとめ

今回は、40代50代のイケオジ向けに夏目前と言う事で、リネンシャツについて解説しました。シャリっとしており、涼し気な印象を与えるリネンシャツはお洒落な男性の強い味方です。上品さをキープしつつしシワ感が醸すこなれた風合いは、落ち着きのある大人の着こなしにマッチします。

休日スタイルからビジカジスタイルまでコーデの幅も広いので、どこか敬遠している方にもチャレンジしてみて欲しいアイテムです。初夏からの着こなしも、カッコよく粋なスタイリングをお愉しみ頂ければ幸いです。

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