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Ermenegildo Zegna/エルメネジルド・ゼニア

この冬着るべきクラシックなエレガントスーツ!23/24AW新作ゼニアが到着です!

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こんには~文です。大体は三好店にいます。後オクテットチャンネルのレギュラーメンバーです。スーツと革靴がなんだかんだ、一番好きなのでドレス系の仕入れも担当してます。僕のブログは割とラフに、自分の興味や良いぜっていうアイテムを紹介して行きますんで、宜しくですm(_ _"m)

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こんにちは。文です。
今日は久しぶりにスーツ回でございます。
半年前に仕込んだスーツが、ようやく入荷して参りました。。。

インポート生地を取り扱う生地のスペシャリストとして、毎年お邪魔している鷹岡さん。
半年前にお邪魔させてもらい、今回もオーダーしております。
ほんと滅茶苦茶生地があるんで、がっつり全部見ようと思うと滅茶苦茶時間かかるんで、いつも事前にある程度の生地の要望等はお伝えしているんですが、いつか全種類見たいなーなんて思っております。この仕事で、オリジナルスーツの生地の仕入れも担当させて頂いておりますので、それなりに生地には詳しいつもりなんですが、知らない生地屋さんいっぱいあるんですよね。。。
今回写真撮るの忘れちゃったんで、次回はちゃんと撮影してきますね。。。

 


感の良い皆様ならもうお分かりかもしれませんが、毎度おなじみ素材はイタリア最高峰、Ermenegildo Zegna(エルメネジルド・ゼニア)の素材を採用しております。
イタリアが世界に誇る、超名門でございますね。今やイタリアを代表するラグジュアリーブランドとして、トータルルックを提案している、ゼニアですが元々は生地屋さん。
トータルブランドとなった今でも、素材は自社製でございます。
ゼニアの生地は、レーベルによって特徴が異なるので一概には申し上げにくのですが、自分の感覚としてはイタリアらしい柔らかい生地感と光沢、加えて程よくコシがある生地が特徴かなと思います。
ただ、この辺はほんとに生地のレーベルによって変わってくるんで、ゼニアの生地ってこんな感じよりも、ゼニアのこの種類の生地はこんな感じ。っていうイメージを持ってもらえると一番良いと思います。
まあ、そこまで生地についてマニアックな人って、中々いませんし偉そうに書いてますけど、僕も全部は知りません。(笑)
ただ、今回自分が選んだ生地の特徴は、到着したスーツと一緒にご説明したいと思います。

スーツを紹介する前に、いつもお世話になっている工場もご紹介したいと思います。
メンズコレクションHYASHIのゼニア生地を使用した既製スーツは、すべてサンライン様の青森の工場にてすべて、made inJapanクオリティーにて仕立てられております。
良いスーツは良い生地と、良い型紙、そして縫製が大切でございます。
国内でもトップクラスの工場でメンズテーラードスーツ、ジャケット、ドレスパンツ、コート、ベストを中心に確かな技術で、パターン作成から裁断・縫製・仕上げまで、すべてを自社工場で行っています。実は日本に卸している1着20~30万位するような、インポートブランドのスーツもサンライン様が手掛けていたりします。

毎度毎度お世話になっておりますが、今回も抜群の仕上りでござます。
ゼニアの生地で仕入れたスーツは、今回は3型です。

まだネットにあがってないので、商品画像が無いです。その代わりに着てますんでご容赦下さいませ。。。
先ずはベーシックな大定番、ダークネイビーのスーツでございます。なんだかんだ、一番売れるのはこのネイビーのスーツです。
ブライダル等のフォーマルシーンはもちろん、ネクタイとシャツ次第では割と遊びの効いたスタイルまで、柔軟に対応してくれます。
男なら絶対に一着は持っておくべき、色でしょうね。

僕は48サイズを着ていますが、ジャストですね。ラペルとウエストのバランスが美しいです。
アームホールが細い事で、よりモダンな雰囲気に仕立てております。

別売りで、共生地のジレのご用意しております。
見ての通り型はシングルのノッチドラペルで、衿付きでご用意しました。
僕はジレは断然襟付き派です。最もクラシックな3Pのスタイルの中でも、ひと際エレガントな雰囲気を醸し出してくれます。
ダブルも好きですが、今回はシングルでご用意させてきました。

選んだ生地は「トロフェオ」。
近年ゼニアが最も力を入れ、バリエーションを増やしているレーベルでございます。
ゼニアの生地の中でも最も、有名なレーベルですね。
ゼニアは様々なレーベルがありますが、トロフェオへの拘りはひときわ際立っってます。
「トロフェオ」の由来は、トロフィーから来ています。
その年の最も優れた羊を決める、「Ermenegildo Zegna社」主催のオーストラリア原料品評会で、優勝トロフィーを授与された原料からしか採取しないとう徹底ぶり。
正に、「Ermenegildo Zegna社」を代表するレーベル、それが「トロフェオ」。
特徴はウールの原毛の中でも極細の、「Super150’S」クラスの生地を使用しており、風合いはなめらかで美しい光沢が何よりも魅力です。
現物を見ると分かりますが、ほんと別格の光沢感なんですよね。
また、極細の糸を使ったイタリア生地は柔らかいんですけど、柔らか過ぎてなんかイマイチな物も実は多いんですよね。
ハリが無いといいますか、コシがないと言いますか、そんな感じです。
でも、「トロフェオ」は違う。確かに耐久性の高い生地ではありませんが、糸が細いのにしっかりとコシもあるんですよね。。。
流石はゼニアって感じです。

色違いでチャコールグレーもご用意しております。
ここ数年はシングルピークで入荷してましたが、今回はオーソドックスにシングルのノッチドラペルでございます。
滅茶苦茶レベルの高い普通という感じでしょうか。。。
シンプルですが、存在感があります。

写真でも生地の雰囲気は伝わると思いますが、実物はもっとすごいですよ。
特に外に出ると、より艶感だったりドレープ感がダイレクトに伝わります。
肩からウエストにかけてのシェイプも良いですね。
程よく逆3角形で、男性らしい雰囲気もしっかりと残してます。
ビジネスでもフォーマルでも、着ると勝手に自信が付くそんな一着でございます。

ラスト一着はコチラ。
やばいですよね、めっちゃカッコいい。
カメラ目線にもなるってもんですわ。
同じくゼニアの3Pで、ミドルグレーにストライプの一着。滅茶苦茶良い仕上がりで僕も感動しています。
即買い決定(笑)

マテリアルは「エレクタ」を採用しております。こちらもゼニアを代表する生地です。
「エレクタ」はゼニアの秋冬物の中でも、定番中の定番と呼べるレーベルです。
エレクタは1929年に発表されて以降、全く変化を加えることなく現在まで長く愛されている、ゼニアの中でも最も完成度が高い生地と言えます。
エレクタの原毛は「Super110’S」使用しており、「トロフェオ」等の他のゼニアの生地に比べると、決して細いとは言えません。
比較的太い生地を使用しておりますが全く重くなく、適度な張り感も持ち合わせており仕立て映えする1着なのがエレクタの魅力。
要するに光沢感とハリ感のバランスが絶妙なわけです。イタリア生地ですがガシガシ使うのにも最適で、丈夫な一着でございます。
イギリススーツのような、スーツをしっかり纏っている感覚を味わえる、ゼニアの中でも稀有な生地感が最大の魅力でございます。

ピークドラペルの存在感の良いですね。貫禄がすごいあります。
ベストを脱いで2Pで、ニットで着崩すなんて遊び方もありだと思います。柄物ですけど滅茶苦茶着回し力も高いんじゃないかなーと思います。
今年の冬はこのスーツを色んな風に、着こなしながらやっていこうと思います。

さあさあ。。。
という訳で、今季秋冬のゼニアのラインナップはいかがでしたでようか?
滅茶苦茶良くないですか??
実はあと、2型スーツは仕込んでます。伏線っぽい感じであえて上の方に、太線で記しておいたんですけど、今季はゼニア以外の生地も選ばせてもらってます。
そちらも、超オススメなのですが、まだ到着していないので次の機会にご紹介したいと思います。
ちなみに価格は「トロフェオ」が税込み132000円。
「エレクタ」が税込み107800円となっております。
決して安い値段ではありませんが、生地と仕立てで考えれば、かなりコスパの良い一着だと思います。
スーツを着る回数が少ない時代だからこそ、選ぶスーツは妥協の無い、お気に入りの一着を選んでみてはいかがでしたでようか?
それでは、また。

 

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