2022年日本から撤退してしまった、DIADORA(ディアドラ)。
当店は、日本からの撤退後も変わらず取り扱っております!!
バイヤーが深く惚れ込んでいるディアドラについて、深掘りしていきたいと思います。
虜になる魅力と歴史、モデルを徹底解説します。
目次
DIADORA(ディアドラ)とは?
1948年イタリアはヴェネト州のカエラノにて、登山靴メーカーとして創業スタート。
「DIADORA」とは古代ギリシャ語で「神より賜れし至上の贈り物」という意味を持っています。
1960年代後半にはスポーツ界への進出を意図し、世界の五大陸からインスパイアされたブランドロゴ「ファイブボール」を発表。
テニスやサッカーの分野に進出し、アスリート達に支持され瞬く間に人気が高まり、スポーツシューズとして人気を博しました。
日本では「ディアドラ・ユーティリティ」ブランドに関して安全靴ブランドの「ドンケル」が代理店となっていた事もあり、スポーツシューズとして知っている方もいらっしゃると思います。
余談ですが、愛知県民としてご紹介したい事が、
愛知県一宮市にある一宮総合体育館の3つのアリーナのうち1つの命名権を、DIADORAの日本代理店であったディーエムアールの親会社のモリリンが取得。
開所当初から約10年間、最大規模の第1競技場をDIADORAアリーナと命名したのです。
そんなディアドラの歴史や魅力、モデルについて深掘りしていきます。
ディアドラの歴史
登山靴やワークシューズとの生産からスタート
1948年にマルチェロ・ダニエリ(Marcello Danieli)氏により創業スタート。
イタリアのスポーツシューズ業界で一際目立つ存在に。
60年代からテニスシューズから始まりサッカーシューズなど様々なスポーツシューズを展開した。
70年代にイタリアのシューズブランドとして初めてアスリートと契約し用品のサポートするスポーツマーケティングを行い話題となった。
名実ともに世界トップクラスのスポーツブランドに成長
テニスにおいてはトップスピンを主体に活躍し”現代テニスの父”と言われるビョルン・ボルグと、サッカーにおいては”イタリアの至宝”と称されるロベルト・バッジオなどとと契約。
80年代から90年代には、サッカーやテニスだけでなく陸上競技においても知名度を高め、多くのトップアスリートの足元を支えた。
独自の研究所で開発をし、スポーツブランドのリーディングカンパニーであり続けた。
瞬く間に話題となり、45か国に3500以上の店舗でディアドラ製品が販売されていた。
スポーツとライフスタイルのミックスを掲げた展開
2010年以降は新たな取り組みを戦略的にスタート。
イタリアンスポーツブランドとしてのアイデンティティを改めて見直し、ファッション性を取り入れたライフスタイルコレクションを新たに参入。
2015年には、テクノロジー、スタイル、クオリティを全て表現する“MADE IN ITALY”プロジェクトを展開した。
スポーツ界だけでなく、ファッション業界への参入は新たな風を吹き込んでいると思います。
だからこそ、ファッショニスタたちを魅了し続け、根強いファンが存在するのではないでしょうか?
ディアドラの魅力
①歴史と伝統
イタリアシューズブランドとして、70年以上の歴史を持つブランド。
その伝統と経験は、熟練の職人と品質に反映されている。
②ハンドメイドの温もり
ディアドラヘリテージは、職人の手によって一つひとつ丁寧に作られている。
ハンドメイドの製法により、優れた品質と快適なフィット感を提供し続けている。
③スタイリッシュなデザイン
シンプルで洗練されたデザインが特徴。
クラシックなスタイルとモダンな要素を組み合わせており、多くの人々から支持を集めている。
④高品質の素材
最高品質の素材を使用して製品を作り上げている。
柔らかなレザーや耐久性のある合成素材が使用され、長く使える耐久性が特徴。
⑤ライフスタイルに合う
サッカーシューズは、サッカーファンだけでなく、ファッション愛好家にも人気が高い。
スタイリッシュなデザインと高品質な作りは、日常のカジュアルなスタイルにも合わせやすく、幅広い層に支持されている。
ディアドラ ヘリテージとは?
ディアドラ ヘリテージ(diadora HERITAGE)は、記憶に新しい2002年にディアドラ往年のモデルを復刻したヴィンテージシリーズ。
製造工程に必要な木型(ラスト)とソール用の金型も70年代当時と同じもの採用。
ヴィンテージ調に仕上げるため”ストーンウォッシュ”と言われる加工が施され、更には潰れたり歪んだりしている事が最大の特徴です。
加工技術を駆使し、クラシカルモダンな雰囲気を醸し出します。
アスリートの方が履き込んでクタクタになった履き慣らしたか風合いが特徴です。
モデルのご紹介
EQUIPE
ディアドラヘリテージの代表格。
薄い履き心地ですが、フィット感が高く優しい感触。
肉厚でクッショニングの良い「リムーバブルインソール」を採用。
小さめのサイズ感となっている。
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CAMARO
薄い履き心地ですが、フィット感が高く優しい感触。
シンプルな柄と上質な素材使いが特徴。
ミドルソールには塩化ビニール(PVC)よりも丈夫であり、 柔軟で弾力性がある環境に優しい素材、EVAとポリウレタンを組み合わせ、歩く感触が癖になるギミック付。
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TRAIDENT 90
F1のピットクルーシューズとして展開。
マシンの整備、タイヤ交換などを行うピットクルーが履いていた靴を再現したもので、ボリュームのあるフォルムが特徴。
オイルなどで汚れたピット内で滑らぬよう、独自に開発されたラバーパターンを採用。
フォルムはやや幅広となる木型(ラスト)を採用しており、甲も高め。
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MI BASKET
環境に優しい素材で構築した限定モデルのローカットスニーカー。
2030年に向けて環境に配慮したサスティブルなライン。
フォルムは、バスケットボールをテーマにした、その名も「MI BASKET」ローカットタイプ。
80年代にミラノバスケットボールチームが着用していたバスケットシューズが元となっている。
カプセルコレクションとして初登場した ”paura X diadora ”の MI BASKET LOW PAURA & HORSY をレギュラーモデルにしたスニーカー。
ディアドラのシンボルアイコンである、太→細くなっているサイドラインは「フォークドバッジ」と言い、 獲物を捕らえた鳥が、大空に舞い上がるところをイメージしていて、他ラインとは別のロゴが採用している。
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B.ELITE
伝説のテニスプレイヤー、ビョルン・ボルグが着用したモデルをベースにした。
パンチングレザーをタンとつま先に合わせ、スポーツシューズらしさを 前面に出している。
特にB.ELITE H ITALIAモデルはMade in Italy モデルとしての仕上がりの良さ、ラグジュアリーさを味わえる。
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B.560
テニスシューズを彷彿とさせる「B.560 USED」。
元々はプロテニスプレーヤーの為にデザインされたスニーカーであり、90年代のパフォーマンスシューズの要素と美学をシルエットに取り入れたスニーカー。
フォルムはやや幅広となる木型(ラスト)を採用したラウンドトゥタイプ。
アッパーに使用されている素材は、鞣される前の無加工の革を採用したフルグレインレザーで、耐久性に長けている。
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CONQUEST
クラシカルな風合いがモダンな装いにもマッチする。
落ち着いた雰囲気に包まれたローカットスニーカーで、ストーンウォッシュ加工を施した、独特の奥ゆかしさが楽しめる1足です。
肉厚でクッショニングの良い「リムーバブルインソール」は、カップ式のタイプなので、自由に着脱ができ、手軽にお手入れができる嬉しいポイントに。
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更に永遠の定番EQUIPE(エキップモデル)の中でもバリエーションが豊富なのです。
詳しく解説します!!
永遠の定番“EQUIPE”のバリエーション
EQUIPE SUEDE SW
ピッグスキンレザーとキャンバスとで通気性の高い組み合わせ。
ラスティング工程後にストーンウォッシュをかけることで、アスリートに履き込まれたような自然な風合い。
リアルに履き込んだ様子はビジュアルだけではなく、靴全体がくったりと凹んだり潰れていたりします。
色落ち演出や、洗い加工の「くしゅっ」と潰れて、へたれた質感がこのシューズの顔が特徴です。
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EQUIPE ITALIA
MADE IN ITALYコレクションは、縫製から全ての工程をイタリアの工場で行っています。
ラグジュアリーナイロン、プレミアムレザーに加え、ワックス加工を施したシューレースが更なる高級感を生み出しています。
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EQUIPE H DIRTY STONE WASH EVO
ラスティング工程後にストーンウォッシュをかけ、さらにヴィンテージ加工の施されたモデルです。
エキップモデルの中でも断トツ人気の高いモデルで、スーパーレトロモデルになります。
ヌバックレザーとキャンバスとで通気性の高い組み合わせ。
ダーティー加工(汚れ)を再現した加工感が特徴です。
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EQUIPE H CANVAS STONE WASH
スエードレザーとキャンバスとの合わせで、非常に軽量で通気性の良い素材を採用。
独特な起毛感は、ストーンウォッシュを施すことで、素材に表現され、同時にこなれた色落ちや擦れ感なども楽しめます。
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色使いが個性的で周りと差別化できる
ディアドラと言えば、カラーリングが面白く飽きさせない事も特徴の一つ。
洗練された雰囲気で、落ち着いた色味だけでなく目を惹くような色使い、差し色使いが凄く魅力的。
ロゴで赤や青、オレンジなど派手色をアイコンに取り入れたり、黒や白で落ち着きのあるアイコンにしたりと様々な面白いポイントがあります。
こなれ感を演出するにはぴったりなスニーカーではないでしょうか?
↑ディアドラの全ラインナップはコチラ
ディアドラを取り入れたスタイリング
EQUIPE SUEDE SW
男らしさを醸し出すワークジャケットを使用したコーディネート。コーデュロイ生地を使用したワークジャケットは柔らかい雰囲気を醸し出し、大人の余裕を感じる事ができます。
ボックスシルエットで現代っぽさを取り入れながら、デニムやスニーカーのヴィンテージ感を上手く取り込みこなれた着こなしになります。
スニーカーとトートバッグにキャンバス素材を取り入れ、ワーク感をプラスしこなれ感が増しますよ。
コーデアイテム | ブランド |
ワークジャケット | LE TRAVAILLEUR GALLICE(ガリス) |
カットソー | MAJESTIC FILATURES(マジェスティック) |
イージーデニム | RED CARD(レッドカード) |
スニーカー | diadora(ディアドラ) |
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EQUIPE H DIRTY STONE WASH EVO
スウェット地のジャージはどうしても部屋着感がでてしまいやすいアイテムです。上手く取り入れる事で旬な着こなしができる際どいアイテムでもあります。
ムーレーのセットアップジャージならではの、着るだけで高級感が漂い大人のムードを演出します。ここでのポイントはインナーにハイゲージニットを使用する事。
Tシャツだと部屋着感を醸し出してしまいやすいので、ニットをチョイスする事で上品な雰囲気を醸し出します。
更に同系色でコーデする事で、統一感のあるスタイリングになりますよ。
コーデアイテム | ブランド |
ジャージセットアップ | MooRER(ムーレー) |
ニット | JOHN SMEDLEY(ジョンスメドレー) |
スニーカー | diadora(ディアドラ) |
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CONQUEST LEGACY
ジージャンと言えば、メンズファッションでは欠かせないマストアイテムです。その中でもヤコブコーエンのデニムジャケットは、30代40代男性のコーデを底上げし、エレガントに魅せてくれる1着になります。
プルオーバーパーカーとスニーカーの色を合わせる事で、統一感のあるスタイリングになります。
温もりのある黒のボトムスを取り入れ、季節感とこなれ感を演出したスタイリングがおすすめです。
コーデアイテム | ブランド |
ジージャン | Jacob Cohen(ヤコブコーエン) |
プルオーバー | CONQUEST LEGACYCONCHON QUINETTE(コンション キネット) |
コットンパンツ | ENTRE AMIS(アントレアミ) |
スニーカー | diadora(ディアドラ) |
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まとめ
今回は、今までどんなブランドか知らなかった!と言う方にも、ブランドの歴史やモデル、着こなし方を徹底的に解説しました。
ディアドラは洒落達者の中では、大人の男性にこそ人気が高い印象にあります。
ぜひこのブログを読んでくださった方に、興味を持っていただけると嬉しいです。
普段履きからビジカジスタイルまで重宝しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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