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JACOB COHEN/ヤコブコーエン

JACOB COHEN『ヤコブコーエン』定番人気の622モデル&688モデルについて

投稿日: 更新日:

大石

執筆者

オクテット名古屋店の店長の大石と申します!エンジニアとして働いていてましたが服が好きすぎてアパレル業界へやってきました。正直お気に入りのジャケットを横目に白ご飯3杯は食べれると思います!服はどんな世代の方でも、いつからでも楽しめる素晴らしいものだと確信しております。服に興味を持ち始めたばかりの方でも、服が好きで好きで堪らない方にも楽しめるブログを執筆していきます。

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こんにちは。こんばんは。

四月になり桜も一気に葉桜となりました。

今年は桜の開花の時期が短くあまり桜を

見る機会が無くあっという間に過ぎてしまいました。

そんな春のシーズンですが暖かくなったり、寒くなったりと

午前と午後の寒暖差が一段と厳しくなり

服装も難しいシーズンですね。

春のファッションなどでご相談御座いましたら

ラインでも対応しておりますので、ご連絡お待ちしています。

 

では今回は四月、中旬に入ってきた最新作のヤコブコーエンに

ついてご紹介をしていきます。

 

 

ヤコブ コーエンとは?

 

1985年にイタリアのパドヴァにて、いくつかのブランドを

成功に導いたと言われる企業家のTato Bardelle(タト バルデッレ)

が創業したブランドです。

後にデニム時代と言われる2003年、ジーンズ=作業着

という概念と覆し「ジーンズはライフスタイルであり、

ジーンズを着慣れていない人々でもシーンを

選ばずに着ることが出来る、

快適かつエレガントなジーンズを創ること」

というコンセプトをベースに、創業者の息子である

Nicola Bardelle(二コラ バルデッレ)氏によって

人気を得ています。

名前の由来は、リーバイスのリベットを発明した人物

Jacob Davis(ヤコブ・デービス)のファーストネームからで

Cohenはリーバイスはユダヤ系ドイツ移民が立ち上げた事から

ユダヤ系で有名な苗字をとってヤコブコーエンと名付けられました。

 

 

 

ブランドコンセプト

 

リーバイス501の仕様にのっとりながらも、

イタリア独自の立体裁断、テーラード技術をあしらって、

他のジーンズにはない美しいシルエットを作り出しています。

「高級スーツを着る人の普段着」をコンセプトとして、

「高級仕立てのジャケットに合うデニム」

「ジーンズでありながらスラックスのように快適でエレガントで

毎日穿きたくなるようなジーンズ」を目指して仕立てられている為

ジーンズでありながら非常に繊細な作りになっているのも特徴です。

ヤコブコーエンのジーンズは「テーラードジーンズ

という呼び名でデニムの既成概念を壊し

ラグジュアリーデニムへと昇華させたのです。

 

 

622と688の違い

 

688について

 

ヤコブコーエンの688シリーズはレギュラーストレートに

近いシルエットとなっております。

622に比べて股上を約1.5cmほど深くなり

よりクラシックスタイルになってスラックスに近い感覚で

履いて頂けます。

まさにブランドが掲げる ジャケットに似合うジーンズ

というコンセプトにハマるスリムジーンズです。

綺麗めのデニムで程よいスリムで絶妙な

シルエットになっており大人の一本です。

 

 

 

622について

 

 

622モデルはローライズのスリムシルエットとなり

膝下からテーパードして688モデルより

1.5cm股上が浅くなっている為カジュアルなシーンや

普段穿いてるようにカジュアルジーンズをはきたい人には

オススメのモデルです。

細いと言ってもスキニーの様に脚のラインが

出てしまう事はなく計算された仕立て職人が

絶妙なゆとりを作り仕立てられているので

スタイリッシュに着こなす事が出来ます。

丁寧且つ繊細な作りでトラウザーズの様に

作られているのでエレガントに履け

フィット感も抜群で、

先ずは一本欲しい。と言う方には

この622モデルをオススメしています。

何故なら股上が浅いのでスーツに履きなれた方は

問題ないですが、普段カジュアルなデニムを

穿いている方には股上が深いと違和感を

覚える事もあるでしょう。

なのでまずは綺麗めにも、カジュアルにも

使える622モデルから初めて

最上級の一本を手にしてみるのが良いと思います。

 

 

 

高級スーツにも使われる技術

 

 

洋服づくりや仕立ての基礎、

くせとり技術と呼ばれる技法。それはビスポークのスーツには

必ずと言っていい程行われ、テーラーが得意とする技です。

既製品で使われることは珍しく一人一人の職人さんがやる為

どうしても時間と手間がかかってしまいます。

かなり砕いて説明すると、普通生地は一枚の布ですが

アイロンを使い生地を湾曲させる事で

立体的になり人の身体に合わせてフィットさせ、

履き心地の良いシルエットを作る、

ヤコブコーエン最大の特徴になります。

 

 

 

 

 

 

遊び心

 

”Go to bed with a dream Wake up with a purpose”

夢と共に眠りにつき、目的と共に目覚めよ。

とイタリアっぽいユーモアが刺繍されています。粋ですね

 

 

 

記憶に残る高貴な香り

 

ヤコブと言えば有名な香りでジーンズにも

香りづけがされていて店頭でも、

ヤコブの前を通るとフワっとさり気ない良い香りがするほど

絶妙ないい香りで癖になります。

正式には パチョリ と言うインド原産のハーブ科の植物の香りで

古くから使用されているみたいです。

ではなぜこの匂いなのかと言いますと。。

元々、パチョリは防虫効果があり

古くからシルクを扱う商人たちは高級品として大事にされていましたが

その際にシルクの生地に虫が卵を産み付けない様にするための

手段で、高級品とパチョリの香りは昔から

西洋の人々には連想されるみたいです。

高級テーラードデニムを作るにあたって

他のブランドと差別化を図る意図もあり、

ラグジュアリーな香りのパチョリを採用した訳なんです。

他にもバニラやウッド系?も配合されていますが

企業秘密らしいので、気になる方は

香水のミニボトルはリミテッドモデルにしかついていないので

是非手に入れてみて下さい。

特別な香りとなっております。

 

是非店頭でヤコブコーエンのクオリティ、世界観を

体感して頂ければと思います。

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