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RED CARD/レッドカード

みんな大好きGパン(ジーパン)・ジーンズ・デニムパンツのいろいろ。オススメはレッドカードです!

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こんにちは、オクテット名古屋店長の大石です。

ところで、ここでひとつ言葉の話。「Gパン」「ジーンズ」「デニム」「デニムパンツ」など呼び方がいろいろありますよね。
今の感覚だと「Gパン」はちょっと懐かしい響き。「ジーンズ」も定番だけど、ややカジュアル寄り。最近よく使われるのは「デニム」や「デニムパンツ」でしょうか。
ただ、ここでひとつだけ整理しておきたいポイントがあります。“デニム”という言葉、本来はパンツの名前ではなく、生地の名称なんです。

ということで、今回はあえて原点に立ち返って「Gパン(=デニムパンツ)」の話をしていきます。

このデニム生地とは。。。

10番手以上のタテ糸をインディゴによって染色し、ヨコ糸を未晒し糸(染色加工をしていない糸)で綾織りにした、素材が綿の厚地織布。生地の裏側に白いヨコ糸が多く出るのが特徴。ジーンズに使用されることが多い…

引用:Wikipedia

 

Nahaufnahme eines Blue Jeans Stoffes.
Closeup of a Blue Jeans.

出典:Wikipedia(ジーンズの拡大写真)

ちなみにこのデニムって言葉、語源はフランス語のようで「serge de Nîmes(セルジュ・ドゥ・ニーム)」からきてるとか。(このフランス語の意味はニーム(地名)産の綾織物(布地)って意味)で、この後ろの文字ドゥ・ニーム(ニーム産)って文字が変化しデニムって言葉になった模様。皆さんデニムについてわかりましたかね。ってことで、これからはニームの人々に敬意を払い、ドゥ・ニームって呼びましょう!言い辛っくて正直無理ですが…

 

次は「ジーンズ」についてです。上で述べたこのニーム産の布地デニムですが、その大半が隣国イタリアのジェノバ(Genova)から世界各国に輸出されました。なんで、生地の名前がジェノバになっちゃう訳なんです。(昔は布地などの名前は得てして産地名で呼ばれることが多く、どこそこから持ってきた!イコール(=)生地の名前になってしまったとのコト。)で、このジェノバを中世ラテン語ではGenua(ジェノヴァ)と表記するんですが、これを中世フランス語表記に直すとGêne(ジェーヌ)になります。さらにこの中世フランス語を英語表記にしたとき「Jean(ジーン)」となったそうです。まあまあややこしいです… がこれで最後かな。このジーン生地を使ってパンツ(Pants)が生まれ、これを「ジーンズ(Jeans)」(※パンツは複数形)と呼ぶようになり、今のジーンズとなった訳ですね。いやあ、ここまで長い旅でしたが、やっとデニムからジーンズにたどりついた訳ですww

ということで、昨今のみんなが使ってる「デニム」って言葉は、生地名なんで半分しか合ってなく、「ジーンズ」ってのが正式名称なんですね。いやいや、元々はフランス生まれなので「デニムパンツ」が正式なんじゃねえか!って声もあろうかとは思いますが、現代のみんなが穿いてるジーンズは、まぎれもなくアメリカ生まれなので、やはり「ジーンズ」(英語)が正しい表記であり、名称と言えます。

 

しかし、「Gパン」というのはまぎれもなく日本語なのです。正確には和製英語っていうんでしょうか?英語を騙った日本語ですね。ちなみにこのGパン、実は諸説あるので正確になぜ?Gパンなのかは分かんないのデス!その中で私が思う有力説は上で話したジーンズ、これはパンツの名称なので複数形になってますが、正確にはジーン。このジーンのパンツで略してジーパン。このジーは本来「J」なんですが、その英語をカタカナ読みしてからアルファベットに置き換えたのでジー「G」になり、Gパンって呼んだんじゃあないかなと。←コレっぽくないですか? また諸説の中には、アメリカ軍人が戦後日本を闊歩していた時に、オフなので普段着のジーンズを穿いていた。でこのアメリカ軍人のことを「G.I.(ジーアイ)」って呼んでたので、アメリカ軍人穿いてるパンツでGパン(ジーパン)って呼ぶようになった説もあります。

さて、レッドカードの話をしようかなと思った矢先、名称の話ばかりでジーンズの話をちゃんとしてないって事に気付いてしまいましたが、もう少し脱線しましょう。そもそもこのジーンズとは、デニム生地を使ってできたカジュアルのズボン(パンツ)のことを言います。時は遡り1870年代のアメリカはゴールドラッシュに湧いてました。で北米の鉱山で働く鉱山夫の悩みの一つにやたらとズボンが擦り切れるってのがあったのです。これに目を付けたのが仕立て屋のヤコブ・デービス氏。あっ!?ちなみに当店にも置いているイタリアのジーンズブランド「ヤコブ・コーエン(Jacob Cohen)」のヤコブは、このヤコブ・デービス氏にリスペクトして名づけられたんだとか。

ヤコブコーエン デニム

画:ヤコブ・コーエン(Jacob Cohen) J688 テーパードジーンズ リミテッドエディション

ヤコブ・コーエン(Jacob Cohen)の購入・詳細はこちらから

そのヤコブ・デービス氏には彼ら鉱山夫の悩みを解決するアイデアはあったものの、それを実行し販売するお金がない。ってことでその当時、帆布などを扱っていたリーバイ・ストラウス(Levi Strauss)社のキャンバス生地を使い、ポケットや股、腰などの破れやすい部分に銅のリベットで補強を施したワークパンツを発売。これが今のジーンズの原型と言えます。でこの「リベット補強済みパンツ」がパクられてバッタモンだらけになるのを恐れたヤコブ・デービス氏が資金が足りないので、資金援助してくれるリーバイ・ストラウス氏と共同で特許申請をし、見事受理される訳です。

出典:Wikipedia(特許明細書中の図案)

なので、このリベット補強済みパンツはリーバイ・ストラウス社の製品として販売されたため、ジーンズ=リーバイ・ストラウス、いわゆる「リーバイス(Levi’S)」になった訳ですね。ちなみにこの時点では、このパンツはまだキャンバス生地のワークパンツだったんですが、製品化されドンドン販売されるにつれこのパンツに改善が加えられ、1880年代に今のデニム生地、当時のジーン生地がこのパンツに採用されることになり、いわゆる現在のジーンズが誕生した訳です。いわゆるブルージーンズです。でこのブルージーンズ、インディゴ染めなんですが、なぜ青いインディゴなのかで、ガラガラ蛇除けとか、虫除けのためとか昔から言われておりますが、これは何の確証もない話のようです。実際は、リーバイ・ストラウス社がこのデニム生地を使う段階ですでにこの生地は青く、ジェノバ産のジーン生地も青いので、なぜインディゴ染めなのかは正直分からないようです。残念ながら…

 

で、ここからはホントにホント。本題のレッドカード・ジーンズのお話をしますね。

このレッドカードと言うブランド、誕生は2009年。我らが日本生まれのブランドです。当店は昔っからインポート製品が主流というかメインで「日本ブランド?!」って、思う人もいると思いますが、当店はインポートにこだわってるんじゃなく、良いものにこだわってるだけなんで。と、当店の話は置いといて、このレッドカードと言うブランドは、ドクター・デニムこと本澤裕治氏というプロデューサーによって生まれたわけです。本澤裕治氏って誰って話ですが、もともとかの「エドウィン(Edwin)」で10年ほど働いていて503モデルに関わり、王者リーバイスをどうやって倒すかを考えてたようです。でその後「リーバイス(Levi’s)」で6年働き、501に関わっていたようです。なんせ10年間打倒を掲げ、リーバイスを研究してきたんで、転職後リーバイスの誰よりもリーバイスに詳しかったそうなのでww で、さらにその後、独立してユニクロのジーンズコンサルなどをしたのち、このレッドカードを立ち上げた訳です。ね、このレッドカードをなんも知らなくても、なんとなくこのレッドカードのジーンズが凄そうだって思えてくるでしょ! 実際、ジーンズ好きのわたしもそう思った訳だしね…

でこのレッドカードジーンズの最大の特徴はプロデューサーの本澤裕治氏が掲げる3F「ファブリック(FABRIC) / フィット(FIT) / フィニッシュ(FINISH)」にトコトンこだわり、携わる職人たちがその想いを忠実に再現したまさに進化したジーンズだといえます。そしてもともとワークパンツだったジーンズをワークウェアで終わらせないため、日本製(made in JAPAN)に拘り、きめ細やかなクオリティーを実現しているのです。

このレッドカードの3Fのひとつファブリックは、いわゆるデニム生地は世界的に有名なカイハラデニムなどの世界最高峰の生地を厳選して使用しているのですが、正直デニム生地にこだわるのはどこもしている話。で私が圧巻と思うのは、糸なのです。最高品質といわれる烏城物産のスーピマ綿(Supima cotton)カバーリング糸を使うことで、様々な加工を施したときに、デニム生地と同様にいい感じに褐色化でき、良い調和ができているんですよ。いいですねえ… ほんと。そしてボタンやリベットも日本製に拘り、ジッパーはもちろんのこと「YKK」のスナップファスナーをしている、まさに真のメイド・イン・ジャパン製品なんです。

そしてふたつめのフィット、これはジーンズの原型はアメリカと言いましたが、そのおかげもあり大半のジーンズは欧米人向きのデザインなんですね。なので明らかに体型の違う日本人にはそもそも合わないし、穿いてもやはり美しくないんですね。もちろんめっちゃイイ体型の持ち主も日本にはいますんで、そういった方々は別ですが。そんな中、このレッドカードはメイド・イン・ジャパンにこだわってるだけあって、フィット感に重要なデザインそのものも日本人の体型をとらえた、まさに日本人のためのジーンズと言えます。特に圧巻なのはレディースモデルです。うちでは扱ってませんが、レディースのインポートパンツって兎に角、日本人女性の体型には程遠いデザインで合わなかった訳です特にジーンズは。それを日本人女性が穿いてもっとも美しくなるように、こだわりのデザインにしたことで、今のレッドカードの人気が高まったといっても過言じゃないと思います。

そして三つ目のフィニッシュ。世界屈指のデニムウォッシュ工場の絶妙なレシピで程よく洗いをかけ、熟練の職人たちが目立たない箇所までこだわり、一本一本仕上げたユーズド加工も圧巻と言えます。

 

ってことでここからは商品紹介を。

 

レッドカード リズム
↑詳細はこちら

RED CARD(レッドカード) の名作「Rhythm(リズム)」。
股上をやや深く、ウエストを程よく絞ることで、安心感のある履き心地と美しいシルエットを両立したスリムテーパードモデルです。渡りには余裕を持たせつつ、膝下をシャープに設計し、大人らしい洗練されたバランスに仕上がりです。
縦落ちが美しいエイジング加工や、ヒゲ・アタリの自然な表情も魅力。素材にはカイハラ社製ストレッチデニムを採用し、見た目は本格派ながら快適な穿き心地を実現。上質さと無骨さを併せ持つ、完成度の高いヴィンテージデニムです。

 

レッドカード リズムプラス
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RED CARD(レッドカード) の人気モデル「Rhythm」をベースに、レングスをアンクル丈へと再構築した「Rhythm+」。
立体的に設計されたスリムテーパードは、美脚効果と動きやすさを両立し、大人のスタイルに品のあるシャープさを与えてくれます。股上には程よいゆとりを持たせ、ウエスト周りはすっきりとフィット。安心感のある穿き心地と洗練されたバランスが魅力です。
ヒゲやアタリ、控えめなダメージ加工が自然なエイジングを演出し、くすみ加工のボタンやリベットがヴィンテージ感を引き立てます。インディゴ本来の色味を活かしたワンウォッシュカラーで、抜け感と上質さを兼ね備えた大人の一本です。

 

 

レッドカード リズムストレート
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RED CARD(レッドカード) のストレートモデル「Rhythm Straight(リズム ストレート)」をベースに製作した、当店別注デニム。
製品染め(ガーメントダイ)とヴィンテージ加工を組み合わせ、シームに自然な色ムラと奥行きのあるUSED感を表現。穿き込んだような風合いを最初から楽しめる一本です。ポケット袋には「OCTET nagoya」のロゴを配し、当店でしか手に入らない特別仕様に。
ウエストは安定感があり、腿はすっきり、膝下からは程よく落ちるスリムストレート。シューズの上に自然に溜まるレングスも相まって、気負わない大人のデニムスタイルにぴったりな一本です。

 

レッドカード デニム
↑当店ではこの他にも RED CARD(レッドカード) の各モデルを取り揃えております。レッドカードの一覧はこちら

 

今回冒頭ではそもそもデニムについてのお話など脱線しましたが、ご紹介したRED CARD(レッドカード) のデニムは、ヴィンテージへの深い理解と、現代の体型・ライフスタイルに寄り添う設計が見事に融合した一本です。無骨さと品の良さ、その両方を大切にしたい大人にこそふさわしいデニムだと思います。
流行に流されず、自分にしっくりくる一本を長く付き合っていく。そんなデニムの楽しみ方を、ぜひ日常のスタイルの中で味わってみてください。当店では、シルエットや表情の異なるレッドカードのデニムを取り揃えていますので、自分自身にピッタリな“ちょうどいい一本”を見つけていただければ嬉しいです。

 

↑YouTubeでレッドカードの人気モデル比較をご紹介しております。

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それと、オクテット名古屋はココにありますので、迷子になりませんように。

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-RED CARD/レッドカード

大石

執筆者

現OCTET名古屋店店長。前職はエンジニアとして、論理的思考と問題解決能力を磨いてきました。その経験を活かし、現在はアパレル業界で活動しています。

ファッションは単なる見た目の美しさだけでなく、機能性や着心地、さらには素材や色を含めたトレンドとの調和が重要だと考えています。私のコーディネートは、これらの要素を論理的に組み合わせることで成り立っています。

例えば、色彩理論や体型に応じたスタイリングを基に、個々の魅力を引き出す提案を行っています。また、素材やシルエットの選定においても、ファッションを科学的な視点で紐解き、服自体の持つ美しさを最大限に引き出すことを目指しています。お客様一人ひとりのライフスタイルに寄り添い、最適なコーディネートを提供することで、日常に彩りを加え、ファッションを通じてより多くの人々に自信と喜びをお届けしていきます!

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