![[2025年7月11日号] Finamore/Le Travailleur Gallice](https://www.deradera.co.jp/blog/wp-content/uploads/2025/07/kanban250709.jpg)
◆ 2025/26AW New Arrival ◆
1.Finamore / コットンフランネルシャツ
2.Le Travailleur Gallice / ワークジャケット
1. Finamore / コットンフランネルシャツ
クラシックなナポリ仕立てを今の空気感に溶け込ませた、フィナモレらしいコットンフランネルシャツです。
特別な“100°”タグが刻まれた本作は、創業100周年という節目にふさわしい佇まいを備えています。
厚みのある白蝶貝ボタンやフレンチフロント仕様など、さりげない上質感が詰め込まれた一枚です。
スリムすぎずゆとりをもたせた設計は、日本人の体型にもきれいに馴染み、肩まわりもふっくらと優しい印象に。
秋冬の装いを引き締める品のあるカラーと、さりげない柄のニュアンスが、大人の装いに奥行きをもたらします。
このモデルに採用された“SIMONE”の襟型は、ノータイでもタイドアップでも美しく映えるデザインです。
襟芯を入れずとも自然に立ち上がり、軽やかで柔らかい首元の印象を演出します。
大きめに設計された襟は、ボタンを開けたときにも型崩れせず、顔まわりをスマートに整えます。
ジャケットを羽織った際も襟がしっかりと主張し、全体の上品な雰囲気を崩しません。
フィナモレが大切にしてきた、“襟こそがシャツの顔”という哲学が、ここに体現されています。
素材には、ふんわりと微起毛させたコットンフランネルを使用し、秋冬らしい温もりある風合いに仕上げています。
やわらかく心地よい肌触りながら、適度な厚みでアウターとの重ね着もスムーズです。
オリーブはミリタリーさを抑えたほんのりグレーを含ませた落ち着きある色味。
繊細なホワイトストライプを乗せた配色が、上品さと知的さが漂う絶妙なバランスに整っています。
素材感と色味が秋冬コーデを静かに引き立ててくれます。
![]() 25/26秋冬 コットンフランネル |
![]() 25/26秋冬 コットンフランネル |
![]() 25/26秋冬 コットン |
2. Le Travailleur Gallice / ワークジャケット
フランス最古のワークウェアブランドが手がける、正統派のカバーオールジャケットです。
ワークの原型を守りながらも、街での着用に適したスマートなバランス感に仕上げられています。
レギュラーフィットのシルエットはゆるすぎず、幅広いトップスと好相性。
クラシカルな雰囲気の中に、どこか上品な空気を感じさせる一着です。
日常に自然と馴染みながら、“育てる楽しみ”も感じられるジャケットです。
レイダウン・バルと呼ばれるバルカラーは、首元に自然と沿う低めの襟設計。
カーブを描いた襟先はネッカチーフやストールとも相性が良く、程よくクラシックな印象を与えます。
チェストポケットと腰のパッチポケットは、無駄を削ぎ落とした実用的なデザイン。
ボタンフロント仕様により、シャツ感覚でさらりと羽織れる軽快さも魅力です。
ワークジャケットの原点を感じさせつつ、現代の空気感に寄り添う細部が詰まっています。
高密度に織り上げられたフレンチモールスキンは、しっとりとした質感と耐久性を兼ね備えています。
着始めはしっかりとしたハリがありつつも、着用を重ねるほどにやわらかく身体に馴染みます。
ナチュラルで上品なベージュカラーが、ワークウェアの無骨さに都会的な抜け感をプラス。
白やカーキなど、合わせる色次第で表情を変える懐の深さも魅力です。
使い込むことで味わいが増し、自分だけの一着へと育っていく風合いを楽しめます。