こんにちは。オクテットメンズファッションチャンネルの林です。僕のチャンネルは、自分の気に入ったアイテムやブランド、コーディネートのアドバイスをするチャンネルとなっております。今日もよろしくお願いいたします!
本日は、フィリッポ・デ・ローレンティス(FILIPPO DE LAURENTIIS)のニットをご紹介します。

今回のテーマは、”ちょっと襟元の詰まったクルーネックで、ビジネスより少しエレガントな着こなしをしてみましょう”というものです。
『シャツとのレイヤードで、こんなニットスタイルを楽しんでみませんか??』ぜひ最後まで楽しんでくださいね!!
今日のテーマ:襟の詰まったクルーネックニットがお勧め!!

最近は、「ニットといえばモックネック」や「ニットといえばカーディガン」といったトレンドが強いですよね??
ただ、モックネックというと、どうしてもソリッドな印象があって、ジャケットを羽織るなど“何か1枚上に着る”ことを前提にしたコーディネートの方が、よりエレガントで大人らしさが出てくると思います。

でも、「そこまでかっちりジャケットを着るほどでもないな!?」「もう少しカジュアルにエレガントさを出したいな!?」という時に、ぜひおすすめしたいスタイルがあるんです。

それが、少し襟元の詰まったクルーネックにシャツをレイヤードして、襟や裾がチラッと見えるようなスタイリングなんです。
この組み合わせが、とてもおしゃれなんじゃないかなと思っています。また、重ね着することで温度調整がしやすいというのもポイントですよね!?
今回はそんなシャツレイヤードの着こなしを、コーディネート例を交えながらご紹介しますので、ぜひ最後までお楽しみください!!
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〔1〕パンツスタイル – FILIPPO DE LAURENTIIS
ということで、最初のコーディネートにはウールのパンツを合わせてみました。
同系色のパンツを合わせると、少しぼんやりとした印象になりがちです。でも、あえて同じトーンでまとめることで、大人らしい上品さがぐっと引き立つと思うんですよね。
そのときに、ニットの裾やインナーから覗く白のレイヤードがワンポイントになって、コーディネート全体を引き締めながら、メリハリを作ってくれるんじゃないかなと思っています。
今年ぜひ挑戦してみていただきたいのが、チョークストライプ柄のウールパンツです。無地のニットを選ぶことが多い大人の男性でも、このような繊細なストライプなら自然に取り入れられて、品よく馴染んでくれると思います。
チノパンやコットン素材の柄パンツだと、どうしても柄の主張が強くなってしまい、カジュアル寄りで難しく感じることもありますよね。でも、ウール素材特有の柔らかな風合いがあれば、ストライプでも落ち着いた印象に仕上がります。
さらに、このパンツのようにフラノ調の起毛感がある生地なら、視覚的にもほのかな温かみが加わり、無地のトップスとの組み合わせでも寂しくならず、とてもバランスの良い大人のコーディネートが完成します。
また、足元にはブラックのチャッカブーツを合わせています。黒を取り入れることで全体がぐっと引き締まり、自然とコーディネートにまとまりが生まれます。特に靴は、色の締め役としてもスタイルのバランスを整えるうえでも重要な存在ですよね。
パンツはさりげなく遊び心のあるストライプ、トップスは無地の組み合わせ。この“柄×無地”のメリハリこそが、大人にこそ挑戦してほしいスタイリングだと感じています。
最近ではビジカジやスマートカジュアルのスタイルもどんどんカジュアル寄りになり、「ジャケットまでは着たくないけれど、砕けすぎるのは避けたい」という場面も多いと思います。
そんなときに頼りになるのが“ニットの重ね着”。シャツだけでは少し物足りない印象も、ニットを一枚重ねるだけでぐっとこなれた雰囲気に仕上がります。
今回は、後染めによる適度にカジュアルな風合いと、やや高めに設定された首元のデザインによって、自然とスタイル全体がまとまります。ぜひ皆さんも、週末のお出かけや気分を変えたい日の装いに取り入れてみてくださいね。
〔2〕デニムスタイル – FILIPPO DE LAURENTIIS
次はこのような感じで、ちょっとだけ、本当にちょっとだけのシャツレイヤードのアイテムです。
首元に白いシャツがちらっと映えることで、全体の印象がグッと変わると思います。
もちろん、クルーネックでも首元がもう少し開いたタイプもあります。
最後のコーディネートでは、そのニットを主役として単体でご紹介しようと思っています。
今回のボトムスや靴、シャツは、先ほどジャケットを合わせたスタイリングと全く同じなのに、印象はぐっと変わりますよね。
ほんの少しレイヤードを変えるだけで、雰囲気もムードも大きく変化します。そんな“重ね方の妙”を楽しめるのも、この秋冬のコーディネートの面白さだと思います。ぜひ皆さんも、組み合わせの違いを意識しながら試してみてください。
シャツを合わせることで、ほんのりエレガントさが加わり、きれいめな印象へと寄せたスタイリングが完成します。大人の男性にふさわしい、ちょうどいいバランスの着こなしになります。
袖口も、シャツをほんの少し覗かせるだけで、さりげなくレイヤード感が生まれます。
こうした小さな工夫が、「あ、こうするともっと雰囲気が出るな」「こなれて見えるな」という気づきにつながると思います。ファッションの楽しみ方は、まさにこの“さりげない遊び”にあるのかもしれません。僕と同世代のアラフォー・アラフィフの方々にも、ぜひ気軽に試していただきたいポイントです。ということで、今回は僕自身もよく実践している、シャツとニット、そしてデニムの組み合わせをご紹介しました。
〔3〕カジュアルスタイル – FILIPPO DE LAURENTIIS
ということで最後のコーディネートはこんな感じになります。もちろん、本来のカジュアルな着こなしや、レイヤードなしでシャツを着た時の首元の印象、通常のニットだけの着こなしとの差分をみてもらえればと思います。
このニットはムラ感があり、メリノウールの質感もとても良いので、素肌に着ても気持ちよく着られます。少しタイトめのシルエットなので、きれいめにも、カジュアルにも柔らかく着こなせる1枚です。
今回は、カジュアルに見える分、パンツにレッドカード(RED CARD)の白デニムを合わせて、少しエレガント寄りのコーディネートにしてみました。トップスやボトムスで使っている色を、足元のスニーカーなどで少し拾うと、全体のバランスがよくなって、まとまりのあるおしゃれな印象になります。こうした着こなしもぜひ楽しんでみてくださいね。
ニット1枚だと少し物足りないときは、さらっとコートを羽織るとより完成度が上がりますよ!?
このようにステンカラーコートはさらりと羽織るくらいがちょうどいいバランスです。今回はカジュアル寄りのスタイルなので、少しミリタリー要素のあるデザインを選んでいますが、丈が長めになるとぐっとエレガントな印象を演出できます。
逆にショート丈になると、カジュアル感やスポーティな雰囲気が強くなり、少し若々しく見えすぎてしまうこともありますよね。
大人の男性がカジュアルを楽しむなら、少し長めの丈のアウターを選ぶと、全体のスタイリングが自然とまとまりやすくなります。
本日のまとめ
また、ニットにシャツを重ねる組み合わせは、一般的かと言われると、もしかしたらそうではないかもしれません!?
でも、ちらっと見える白い襟が、全体をぐっとエレガントに見せてくれると思うんですよね。
やはり、大人の男性は、シャツのあるアイテムをうまく取り入れて、スマカジ、ビジカジといったシーンで上手にコーディネートできると、グングン評価が上がると思いますので、首元の詰まったニットとシャツインの組み合わせ、ぜひ試してみてくださいね!!
ということで、僕たちのチャンネルは毎日8時に更新していますので、ぜひチャンネル登録もよろしくお願いします!!
また、見ていただいた方は、コメントをいただけると本当に嬉しいです。いつもコメントを読ませていただいていて、「なるほど!!」と思うことも多いので、ぜひ今週も見てくださった方は感想を残していただけると嬉しいです。ではまた!!
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