ジャンネット2021/22年秋冬コレクション
イタリアのリゾート地「ポルトフィーノ」をご存知でしょうか。

世界各地のセレブがバカンスにやってくる有名な地です。

そんなバカンスという言葉がぴったりなこの地からやってきたのが、このジャンネット。

サイズ感も日本人に合いやすいので、今注目のシャツブランドなんです。


今回は、そんなジャンネットのシャツの魅力をご紹介します。


目次

南イタリアの潮風を感じるジャンネットのシャツ

30年以上前から続くドレスシャツファクトリーが、2008年からカジュアルラインとしたスタートした南イタリアのシャツブランド。


イタリアらしいハンドメイドを取り入れた、身体のフィッティングを重要とするカットワークはエレガントで、ジャケットと合わせて着たくなるのがジャンネットのシャツの特徴。


ただ、他のイタリアのシャツブランドと違うのは、生まれた土地柄、作り手の想いが大いにあるかと思いますが、どこか潮の香りがディティールから漂っているのです。


素材選びや太陽のマークをワンポイントにしたディティールなど、他のシャツブランドとは違う個性を放つジャンネット。

今日本のセレクトショップから最も注目されているイタリアンシャツです。


ジャンネットの歴史

  • ジャンネット工場内の様子

  • 計7人のシャツファクトリーとしてスタート

    1979年、創業者のリカルド・サンソーネ氏によって始まったカミチュリア・サンフォート社。

    創業者夫妻と5人の従業員の少人数体制から生み出されるハンドメイドシャツは上質で完成度が高く、着実に実績を積み上げました。

  • ジャンネットシャツの型紙

  • ブランド「ジャンネット」の誕生

    現在ジャンネットのデザイナーでもあるヴィチェンツォ氏はリカルド氏の息子にあたり、幼い頃から稼業を手伝いシャツ製造のノウハウを習得。

    製造に関わることだけではなく、市場のトレンドを見抜くことにも才能を発揮し、2008年に「ジャンネット」をスタート。

    設立から10年も経たない内に他の有名シャツブランドに引けを取らないブランドへと成長させたのです。

  • 製造中のシャツ

  • イタリアの伝統技術とトレンドの融合

    ザンパテ・グリアートというボタンの縫い方や、袖を後付けする立体的な仕立てなどイタリアンシャツの伝統技術を継承しつつ、ファッション市場のトレンドを確実にとらえたシャツを続々と発信。

    高い技術力から生み出されたコレクションを、全ての源でもある太陽の刺繍に込めています。

デザイナー・ヴィチェンツォ氏にインタビュー!

2018年1月に弊社バイヤー林が買い付けのためピッティ・ウオモに赴いた際、ジャンネットのデザイナー・ヴィチェンツォ氏にお話を伺うことができました。


シャツを作る上で大切にしていること、第2ボタンにつけられた太陽の刺繍に込めた想い、など、貴重なインタビューとなっております。

他ショップのブログなどでは書いていない情報もございますので、ぜひ一度ご覧ください!


2021-22 Autumn/Winter コレクション
1. シャツブルゾン

羽織でもインナーでも幅広く活躍


シャツだけでなくジャケットも注目度高いジャンネットから、今季秋冬シーズンはシャツブルゾンが登場!
素材も季節感を演出できるコーデュロイ素材の一枚です。


生地そのものの温かみから、秋は羽織りものとして、冬はミドルアウターとしても長く活躍します。

シャツ同様、第1ボタンと第2ボタンの間に太陽マークが。
シャツよりもマークをアピールしやすいのも嬉しいところです。


コーデュロイ素材ということもあって、少しアメカジ要素が漂うところがジャンネットとしては珍しい雰囲気。
爽やかなカラーリングは、季節感を演出しつつ重くなりがちな秋冬コーデに軽やかさを与えてくれます。


ブルゾンといってもとてもすっきりとしたシルエットで、スマートなコーディネートに仕上がります。
2. フランネルシャツ

一枚は欲しいベーシックな白シャツ


働き方が多様になり、ネクタイを締める方が減ってきました。
ネクタイを外すようになってくると、主役になるのはシャツ。
襟は素材感など、ほとんどの人が同じシャツスタイルで並ぶからこそ、シャツには気を遣いたいところ。


こちらは、起毛感を携えた秋冬シーズンならではの白シャツです。

第2ボタンの下にはジャンネットのロゴにもある太陽マークが刺繍されています。


イタリアでは、シャツは肌と同じだと言われるほど身近なものであり、拘りを強く持つもの。
毎日のように着るものだからこそ、白いシャツにも気を配れる方はお洒落ですよね。


カッタウェイカラーはネクタイがあってもなくても収まりの良い襟型。
胸ポケットなど余分なディティールは省き、素材勝負で挑んでいるところも品質の高さへの自信の表れです。
3. コットンシャツ

大人の魅力を引き出す適度な艶感


艶のある生地感が大人の魅力たっぷりに演出してくれるコットンブロードシャツ。
艶といってもギラギラしすぎない適度な艶感で、ドレススタイルだけでなくカジュアルシーンでも活躍します。
シャツを出しても様になる丈感です。

生地全体にハリがあり、インナーとして引き立て役になりがちなシャツですが、このブロードシャツは一枚で主役を掻っ攫うほどの存在感。


色合いは玉虫のように光の当たり方で見え感が変わるという、とても面白い生地。
寒い季節だけでなく通年着られる厚さで、長く楽しめます。
4. ストレッチナイロンシャツ

ナイロン混紡のコットンブロードシャツ


こちらも上品な光沢感が印象的なシャツ。
パーティーシーンでも存分に活躍しそうな、決めたいときに決められる一枚です。


この光沢感はブロード織りであることと、ナイロン混紡だから。
ウレタンも入ったストレッチ性で、とても滑らかで軽やかな着用感です。

フォーマルなシャツに使われる織りで、着丈もタックインできるちょうどいい長さ。
ドレスシーンはもちろん、ジャケパンスタイルにも色気をプラスでき、また違うエッセンスを加えてくれる一枚です。


ハリがあるように見えるイメージとは違い非常に滑らかな着心地で、良い意味で期待を裏切られます。
イタリアシャツならではの仕立ての良さと共にお楽しみください。
ジャンネット 2021-22年秋冬新作 PICK UP!
  • ジャンネット 2021-22年秋冬新作 コーデュロイ シャツブルゾン
    詳細はこちらから

    コーデュロイ
    シャツブルゾン

    税込 31,900円

  • ジャンネット 2021-22年秋冬新作 サテン系 カジュアルシャツ
    詳細はこちらから

    サテン系
    カジュアルシャツ

    税込 27,500円

  • ジャンネット 2021-22年秋冬新作 滑らか ブロード地シャツ
    詳細はこちらから

    滑らか
    ブロード地シャツ

    税込 27,500円

  • ジャンネット 2021-22年秋冬新作 滑らか ブロード地シャツ
    詳細はこちらから

    滑らか
    ブロード地シャツ

    税込 27,500円

  • ジャンネット 2021-22年秋冬新作 コットンフラノ 無地シャツ
    詳細はこちらから

    コットンフラノ
    無地シャツ

    税込 27,500円

  • ジャンネット 2021-22年秋冬新作 コットンフラノ 無地シャツ
    詳細はこちらから

    コットンフラノ
    無地シャツ

    税込 27,500円

あとがき

いかがでしたか?

海のイメージが強いジャンネットですが、そのジャンネットらしさを秋冬シーズンでも失わず、しかしちゃんと季節感を打ち出したコレクションは流石の一言。

「イタリアらしさ」を存分に味わえるシャツブランドですので、是非このシーズンもワードローブにジャンネットの一枚を加えてみて下さい。

特集バックナンバー
  • [男にはジャケットを着なくてはいけない時がある]

    2021/22秋冬 ジャケット特集

    今やメジャーな言葉になったテレワーク。日々Zoomなどで自宅から会議に参加する方もいらっしゃると思います。Web会議中、ふと自分が映る画面を見たとき、「なんか緩いな…」と思ったりしませんか?画面に映る上半身から見直してみましょう!

  • [10年以上履ける靴]

    パラブーツ名作図鑑

    ロングセラーの名作を数多く持つパラブーツを大特集!シャンボード、ミカエル、ウィリアムなど魅力的な名作ばかりを、長い歴史とともに分析します。

  • [リラックスしてジャケットスタイル]

    チルコロ特集

    チルコロの代名詞、プリントジャージのジャケットを始めとする今シーズンの新作をご紹介。リラックスしたジャケットスタイルが叶うチルコロの一着を是非ご覧ください。



特集ページ一覧特集ページ一覧