カネル バスクシャツ特集

フランス海軍にも選ばれる老舗ブランド


90年以上の歴史を誇るフランスのマリンウェアブランド・カネル
バスクシャツにおいては「御三家」と呼ばれるセントジェームス、ルミノア、オーシバルに決して劣らない上質な素材と着心地の良さを持っています。


春夏シーズンのイメージが強いバスクシャツですが、実は秋冬モデルも人気が高いんです。
秋冬コーデにもマリンウェアを取り入れることで、重たいコーデに爽やかさをプラスできます。


この記事では、チェックしておいていただきたいモデル3つを中心にご紹介します。 ぜひお付き合いください。
目次
1. カネルとは?
  • フランス工場にて

  • フランス・ブルターニュ地方の都市カンペールにあるカネル。
    今から90年以上前の1927年、日本で言えば昭和2年に創業。


    以前はフィールズダルボーというブランド名でしたが、2020年より創業当時のブランド名である「カネル」にリニューアルし再スタートしました。


    今も創業当時から変わらず、フランス ブルターニュ地方のカンペールの自社工場にて、糸から製品まで一貫して創り続けています。

ONLY ONE の バスクシャツ

  • 糸を紡ぐ機械

  • 縫製の様子 全てのニットはラグジュアリーなイタリア糸を使用し、通常よりも糸を必要とする「ヴィンテージリブ」製法にて生地を編みます。

    その為、伸縮性も豊かで伸びますが、元に戻ります。

    独特の柔軟性があり、非常に丈夫に創られているため「着る」「洗う」を繰り返す事により、洗濯で型崩れすること無く徐々に身体に馴染みます。


    「育てるニット」と言える、デニムのように洗う毎に味わい深く、経年変化を楽しむ事が出来るバスクシャツに仕上がっているのです。

カネルしか創り出せない丸みのあるショルダー

  • 肩の縫製

  • 四角いパネルを重ね合わせてシャツを完成させるのですが、肩に生地が重ね合わさる部分があります。

    この縫製により、肩に丸みが出てきて、さらに肩の部分が二重になり強くなります。

    ハードな仕事を要求される漁師が着る服として作られたバスクシャツだけあって、細かなパーツにも想いが加わっています。


    また、さらに良い事は、生地と生地を重ね合わせる事で縫い目の重なりがなくなるので、縫い目が肩に当たって擦れたり、気になることが少ないのです。

    補強とシルエット、そして肌触りと良い事しかない仕様なのです。


    この縫製方法はカネルが特許を取っているため、他のブランドでは真似することができません。

2. カネル 人気モデルのご紹介

ESPADON(エスパドン)

ざっくりとしたリブ編みが印象的な、ボートネックのフィッシャーマンセーター。


首元が横に広い独特の形状で、シャツとの合わせがより一層魅力的に映る作り。
まるで船底のような形がマリンウェアということをさらに印象付けています。


コットンニットですので、ニットブランドの冬アイテムと比べると表情が軽やか。
しかしリブ編みによって肉厚になっていますのできちんと冬のニットらしい温かさも備えています。



カネルのマリンウェアは、厳しい審査基準をクリアしたオーガニックコットンで作られています。
卓越したニット編み技術により洗濯を繰り返しても劣化が少なく、「育て上げるニット」とも呼ばれるほど。


経年変化を楽しめるニットなんて、カネル以外にはそうそうありません。
自分の人生を共に歩んでくれるニットを手に入れてみませんか?

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縫製について
  • 編み機

  • 一般的なボーダーシャツは、丸い筒状の生地を編み上げる丸編み機を使って生産されることが多いのです。

    しかしながら、カネルは横編み機を使用しています。


    横編みは丸編みに比べて糸を余分に必要としますが、横幅を自由に調整する事が出来るため、様々な形のパネル(製品のパーツ)を創り出す事が出来るのです。

  • カネルの製品は、海軍の訓練で使用されるというワークウェアを起源に持つため、非常に縫製も丈夫に仕上がっています。

    写真では分かりにくいですが、端の処理をした後斜めに折り返し、重ね合わせて縫製するのです。


    その為、生地が伸びること無く、補強も同時に出来るという優れたダルボー独自のひと手間かけた仕上がりになっています。

  • 端の処理をした後斜めに折り返し、重ね合わせて縫製する

MIDSHIP(ミッドシップ)

バスクシャツというと、このミッドシップモデルの見た目を想像する方が多いのではないでしょうか。
ボートネックにボーダーデザインのオーソドックスなマリンウェアは、カネルでも定番人気のモデルです。


「バスクシャツ=ボーダーのカットソー」というイメージがありますが、フランス本国ではそうではないのです。
カットソーではなく、ニットソーであることが必須条件なんです。


(そもそもバスクシャツとは呼ばれておらず、マリニエールと言わないと通じません)

ミッドシップモデルは上質でしっとりとしたオーガニックコットンで編まれた、正真正銘のニットソー。
パーツごとに分けて縫製されていて、どんな体型にもぴったりフィットする伸縮性が魅力です。


秋冬モデルではありますがコットンニットのため、秋や春など中間の季節にも大活躍します。
ヘビーに使っても10年以上へこたれない一枚ですので、是非着倒す勢いでご愛用ください。

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フランス海軍 ジャンヌダルク(Jeanne d'Arc)号旗章のワッペン
  • ワッペン

  • これは、カネルがフランス海軍のユニフォームを手掛けてきた証。

    オフィシャルウェアに採用されたのは、100%フランス製且つ、独自の縫製方法や耐久力の高いディティールなど、ワークウェアとしても耐え得る製品に仕上がっている点。


    フランスの誇りを持つプロダクトを生産できるメーカー・ブランドにしか許されない証が、この、ジャンヌダルクの旗章なのです。

BORAPARTE(ボナパルト)

バスクシャツとしては珍しい、ボートネックではなくクルーネックのニットソー・ボナパルト。


ボナパルトというモデル名は、誰もがご存知フランスの英雄、ナポレオン・ボナパルトに由来します。


かつてフランス海軍のユニフォームを受注する際、「ボディに21本、袖に15本のボーダー」という依頼を受けていたそう。
合計36という数字はナポレオンが成し遂げた対イギリス戦の連勝記録だそうです。


このボナパルトは、バスクシャツ(マリニエール)の元祖であるこの逸話を元に再現されたモデル。
ブランドの歴史が垣間見えますね。

このモデルもオーガニックコットンを使った肉厚ニット。


コットン地の良さは、表面が毛羽立たないところにもあります。 冬場の天敵・静電気も発生しにくく、チクチクと肌に引っかかることもなく柔らかな着心地が魅力です。


その柔らかさは着て、洗ってを繰り返すごとに増し、自分だけのニットソーに育っていきます。
カネルのバスクシャツを一度知ってしまうと、きっと病みつきになることでしょう。

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カネル 22/23秋冬モデル
  • 詳細はこちらから

    ESPADON
    リブ編みニット

    税込 21,780円

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    ESPADON
    リブ編みニット

    税込 21,780円

  • 詳細はこちらから

    MIDSHIP
    バスクシャツ

    税込 14,960円

  • 詳細はこちらから

    MIDSHIP
    バスクシャツ

    税込 14,960円

  • 詳細はこちらから

    MIDSHIP
    バスクシャツ

    税込 14,960円

  • 詳細はこちらから

    BONAPARTE
    バスクシャツ

    税込 14,960円

あとがき

今回の特集いかがでしたでしょうか?

バイヤー林が実際にフランスの工場を訪れ、生産されている光景を見学してきたときの様子と合わせてお届けしました。
実際に機械や人の手から生み出されているのを目の当たりにすると、より大事に着ようと思えてきます。

カネル製品は丈夫で長持ちするからこそ、大事に着ようという思いにもきっと応えてくれますよ。
一度ぜひ、ダルボーのバスクシャツをお召しになってみてください!

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