看板
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ここで言う一生モノですが、本末転倒かもしれませんが、本当に一生使える、一生着れるものって実際にはほとんどないかと思います。

正しく言えば、「一生使えるポテンシャルがあるアイテム」ということになります。


ここ2年くらいずっと言い続けてきましたが、今の日本の使い捨ての文化ではなく「長く使う文化」にしたいと兼ねてよりお伝えさせていただいております。

ご紹介できるアイテムも以前よりかなり増えましたので、満を持しての企画となっております。


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このアイテムを10年・20年・30年愛用するにあたって、一つだけ条件があります。

そのアイテムに「想い」があること。

その想いを持つためには、実は金額って大事なんです。
安物買いの銭失いとはよく言ったもので、品質の優劣もそうなんですが、想いもそこにはなかったりします。

でも高価なものを買った時って、大事にしようという想いが必ずあります。
もちろん安価なものでもお気に入りには必ず愛着がありますし、大切にしますよね。

今からご紹介する「一生使えるポテンシャルがあるアイテム」には、ケアは必要です。

愛着を持ってケアをしていただくことで、人の寿命が80歳としたときに、


10年愛用出来たら人生の8分の1、

20年だったら4分の1、

40年だったら2分の1。


長い人生の中で、こんなにも一つのモノを愛用出来たら、それは本当に相棒となりますよね。

目次
1. TATRAS ダウンジャケット
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ダウンジャケットのケア方法として、毎日できるケアと年に一度だけするケアがございます。

毎日できるケア:

1. クリーニングでもらう細いハンガーはNG。肩部分が太く厚みのあるものにしてください。


型崩れやダウンが偏ってしまう原因となります。数か月はいいですが、数年で見た時に劣化が著しいので、必ずご確認ください。

2. ブラッシングをして、その日についた汚れはきちんと取り除く。


数か月に1度でいいので、ナイロン製のものだと湿った布で表面を拭いてあげるだけでも、長持ちさせることが可能です。

一年に一度のケア:クリーニングに出す。


これは分かる方も多いかと思います。クリーニングにお任せしても、ダウンのふっくら具合は、必ず落ちていきます。だからクリーニングは一年に一度で十分です。
アウター 特集
2. MUSHER ライダースジャケット
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レザージャケットは本当にケアをすれば生涯着れる一着になるかと思います。基本的なケアはかなり簡単!

使うのは、一本のケアアイテム。レザーバームローション。(商品はこちらから

まずは、簡単にレザージャケットのホコリをブラシで落とし、後はこちらを布を使って塗布するだけ。
少しべたつきますので、一日ほど着ない日を作っていただければと思います。
汚れを落とすだけではなく、栄養を与え、劣化やひび割れを防ぎ、ミンクオイルを配合しているので、保革性能を高めてくれます。

色足しなんかもレノベイティング補修カラークリームなんかで色を混ぜて、お好きな色にしていただければと思います。

レザージャケット 特集
3. Paraboot Uチップシューズ
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靴は本当に負荷がかかりやすいアイテムです。
そのため、作りも堅牢となっているので、これこそ、ケア次第で寿命が10年単位で変わってきます。

そこで、簡単なシューケアの方法を伝授させていただきます。
まず初めにお伝えしておきますが、アウトソールは消耗品です。すり減ってきたら、必ずお近くの靴補修屋さんに行って、アウトソール交換をしてもらってください。

ではケアの方法をご紹介。

1. 家に着いたら、必ずシューツリーを装着し、毛の柔らかい馬毛でブラッシングしてください。

(革を休ませるために3~4日は履かない日を作ってくださいね)


2. ここから汚れ落としです。頑固な汚れはリムーバー、定期的なケアはローションでOKです。軽く拭き取るイメージで汚れを落としてあげてください。


3. そしてここからはクリームの塗布。栄養補給・補色をしてあげます。塗布後は固い豚毛のブラシでブラッシング


4. 仕上げは、ハイシャイングローブに一滴水を付けて磨くだけで驚くほどの光沢を作ることができます。

鏡面磨きをしてあげると更に光沢、防汚、防水効果がありますので、詳細は下記のページからご覧ください。

(お勧めのケアアイテムもご紹介しております!)

レザーシューズ 特集
4. Fileuse d'Arvor バスクシャツ
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30年前のダルボーのニット。特に気にせず使用してもこの通り現役です。

ダルボーのニットですが、リブ編みの特徴でもあるタフさにより、ワークウェアとして着用されていた歴史を持ちます。
そのため、基本的にはお洗濯などは気にせずガシガシ洗っていただければと思います。
ただ、乾燥機などの使用は避けていただきたいです。

その他のニットですが、基本的には手洗いが必須です。
着用も一日着たら休ませる、ホコリはきちんと取るなど、を守っていただければと思います。

ニット 特集
5. TRIANGOLO ブリーフケース
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基本的には、レザージャケットとケアは同じ。
ただ、ベジタブルタンニンなめしの場合は、油分があるとレザーが暗くなってしまうので、そこで登場するのが、デリケートクリーム。(商品はこちらから
ホホバオイル、ミンクオイルなど、さらっとしたジェル状のクリームで、革の色の沈みをなくします。

まずは、レザージャケットと同様、ブラッシングでホコリや汚れをしっかりと落としてください。
ステッチ部分などは汚れが多い部分ですので、お気を付けください。

塗ったすぐは、浸透し、暗くなるので、ドキッとしてしまいますが、時間を置くと元通りになりますのでご安心ください。
(目立たない場所で必ずチェックすることをおすすめします)

バッグ 特集

あとがき

いかがでしたか?

自分といえばコレ!と周りの人も認めるくらいの、アイデンティティになる相棒のようなアイテムがあるって素敵ですよね。
10代20代の頃では持てなかった「良いモノ」に出会って、これからの一生を一緒に年を取っていく存在、貴方にはありますでしょうか。

お持ちの方はぜひそれを大切にして、大事にケアしながら使っていただけたら嬉しいです。

お持ちでない方は、今回の特集が、自分の相棒を見つけるお手伝いができたら幸いです。

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