店長ハヤシのイタリア買い付け紀行2016
サルバトーレスキラッチ編 inイタリア
今回は、
イタリアのビジネスパートナーの縁で
日本のジュビロ磐田で、
1994年から4シーズンプレーした
サルバトーレスキラッチに、アテンド頂けました!

ビジネスパートナーは元ジュビロ磐田でプレーしていたサルバトーレスキラッチ
スキラッチは、
1990年のイタリアワールドカップの際に、
7試合で6ゴールをあげ得点王になり、ゴールデンボール賞を受賞したので、
世界的に有名なサッカー選手です。

スキラッチ氏はワールドカップ得点王をきっかけに、ニックネームがトト(イタリア語で救世主)となるもすごく、フランクで紳士なイタリアーノです

そして、ワールドカップ得点王をきっかけに、
ニックネームがトト(イタリア語で救世主)となるも、
すごく、フランクで紳士なイタリアーノでした。

出身がシチリア島と言う事で、
シチリアの英雄でもあるのですが、
シチリアの商品を日本に紹介することが出来たらいいというオファーを頂く事が出来、
現地でお話する事になりました。

トトは、
現地では、本当に有名で、
ランチを展示会をして頂いたホテルでとったのですが、
その際にも、トトの周りに、子供がよってきて、
即席の写真大会が開催されてしまいました。

また、 トトは貧しい少年時代を過ごしてきたようで、
そのこともあり、現在も、子供のサッカースクールを運営しており、
子供には、スクール代が払えない子供には、フォローをするという、
地域に根ざしたスクール運営を行っています。

サルバトーレスキラッチ氏を囲むファンの少年達
ココが大人だなぁと思ったコトは、
料理が運ばれると、
さーっと、人がひいていき、
その後、トトの周りに人が集まることはありませんでした。

イタリア人は、その辺の感覚が大人だなぁと思うとともに
サッカーのユニフォームを着ている子供も多かったので、
サッカー自体がすごく人気あるのだなぁと認識した瞬間でもありました。

そんなトトと奥様のバーバラ(ものすごく美人)に、
夜の22時半にパレルモの飛行場まで迎えに来ていただけ、
そして、一緒にご飯という夢のような二日間が始まりました。

本当に、
トトは良い人で、
すごくカッコイイだけでなく、
シチリアに日本の商品を紹介出来れば良いんだよね!
というスタンスで、お話しを頂き、
もし、商品が悪かったら、僕が責任をとるから安心してと!

責任の取り方の問題ではなく、
そこまで言って頂けたコトがものすごく嬉しく、
パートナーとして、商品を一緒に作らせて頂く事になりました。

まずは、
レザーのベルトからなのですが、
レザーの品質も非常に良く、日本でも喜んで頂けそうな品質でしたので、
すぐに、財布とバッグの開発もお願いして、オーダーを終えることになりました。

実際に、
シチリアにショップがあり、
そこで、商品を見ながらの打ち合わせ。

具体的なオーダーも、
ほぼ聞いてもらえる状況で、
サンプルの発注に進んでいける流れは出来ました。

さらに、
ホテルの展示会では、
ビックリするイベントがありました。

そもそも、
ホテルの会議室に、
展示会場が創って有り、
それは、僕達だけに用意されたモノだったのですが、
(それでも、正直、ものすごくびっくりするのですが)
さらに、驚きがありました。

それは、
その場所で、なんと、
ファッションショーが始まってしまったのです!

これには、
びっくりしました。

女性のモデルも登場し、
ものすごくキレイで、よくわからなかったのですが、
革工房の真剣さに押されて、すごく、気が引き締まる瞬間になりました。

また、
進捗はお話しさせてもらいますが、
1つ大きな問題がありました。

ブランド名をどうするのか?

EITALYというカンパニーブランドネームは、
あるのだけど、せっかく取り組みをするならば、
オリジナルのブランドネームを創り、宣伝活動をしていこうという話になりました。

まだ、
正確に決まっておりませんが、
イタリア・シチリア発のブランドとして、
ご紹介出来るように、検討をしていこうと思います。

そして、
その時に、トトがものすごくちゃめっけたっぷりに、

このブランドネームで良いじゃんっと!

トト・スキラッチ、サルバトーレ・スキラッチというブランド名をスキラッチ氏自身が手書きで書いてくれました。ブランド名は考案中

トト・スキラッチ
サルバトーレ・スキラッチ

って一生懸命手書きで書いてくれているのです。
すごく純粋で、思わず、嬉しくなってしまいました。

本当に、ありがたいのですが、
それも、どうかとは思うので、もう少し考えます。

という、シチリア編。

残念ながら、
観光は全く出来ませんでしたので、面白い話しはなく、
海も見る事が出来ませんでしたので、
綺麗なシチリアらしい写真はないですが、
綺麗な建物は、南イタリアらしい綺麗な風景でした。
この冬訪れた、ナポリの写真と比べて頂ければわかるかと思います。

食べ物に関しては、
海が近いと言うこともあり、海産物が中心でした。

フリットがものすごく美味しく、
イタリアらしさを堪能することが出来ました。

ただ、残念な事に、
生の魚は若干、生臭くて、
日本の刺身になれていると、あんまりおいしくなかったかなと……

地域によって、美味しい料理があるのだと、
改めて勉強させてもらいました。

 
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