スーツの着こなしについて、サイズ感が大切であるということは、伝えていきました。
スーツの着こなしは、トータルコーディネート。
全体のバランスが整ったときに、本来のかっこいいと思えるスタイルがでてきます。
シンプルな着こなしであるから、かっこいいと思えるスーツスタイルですが、
シーンに合わせて、さらなるドレスアップを。
パッとわかるアイテムといえば。
ネクタイも思いつきますが、折り方で雰囲気を変えてくれるのが、
〝チーフ〟
よく見る、チーフのたたみ方としては、
<TVホールド>
シンプルな見せ方ですが、さりげなさが、チーフのよさであるのです。
そんなこともあり、チラッと見える。要素が強いTVホールドという、たたみ方が1番オードソックスで
スーツを利用するシーンにおいては、選ばないたたみ方です。
チーフってどのようにたためば、いいのか分からないって時には、
TVホールドをお試しください。
<その他のたたみ方>
スリーピークス
クラッシュ
パフ
というたたみ方があります。
<スリーピークス>
TVホールドを三角系に、たたむ方法です。
通常のジャケットで使うより、少しドレスアップされた、たたみ方になります。
結婚式やちょっとした食事会で利用するのが、ベストです。
※ たたみ方の方法は、動画で説明しています♪
動画は1番下にあります。
<クラッシュ>
中央をつまんで、端をポケットから出す、たたみ方。
よく雑誌などを賑わしている、PITTI UOMOのバイヤーさん達が
このたたみ方で、チーフを挿しているのをよく見かけます。
柄のついたチーフ。はっきりしたカラーを使っているときにおすすめします。
胸元からアクセントがつき、いかにもお洒落を楽しんでいる印象がでます。
そういう〝雰囲気〟って大切です。
※ たたみ方の方法は、動画で説明しています♪
動画は1番下にあります。
<パフ>
このたたみ方は、クラッシュと真逆のたたみ方です。
中央をつまみ、端をポケットに入れて、ふわっと丸みをつけるのがポイントです。
こちらも、特別なシーンというよりかは、普段のスーツスタイルやジャケットスタイルで
小洒落た感を出したいときに使える、たたみ方です。
以上がチーフのたたみ方の特徴になります。
ここで注意点!
チーフを、たたむ時には、アイロンは使わないようにしましょう!
チーフは、ふわりとした印象のまま、挿してあげることで、
上品でお洒落な印象が保たれます。自然なまま、挿してあげることが
必要です。
さて、誰でも、気軽にチーフを楽しめるたたみ方。
<TVホールド>
を詳しくご紹介します。
まずはじめに、テーブルに広げます。
まずは端から三つ折りにしていきます。
この際に、入れ込むポケットの幅に合わせてあげるのもポイントです。
そして次に二つ折りにします。
この際にも、ポイントがありますよ。
ポケットの深さを考えながら、どこまで二つ折りが必要なのかをみながら、
たたんでいきます。
そしてポケットにさしこんで、<完成>
チーフでアクセントをつける楽しさを知ると、コーディネートを組む楽しさに
幅が広がってきます。
さらにネクタイやスーツの組み合わせも、気にするようになり、お出掛け前に鏡を見る癖も
今以上に増えてくると思います。