磨く前のシューズです。 シワも気になり、色の落ち具合も気になりますね。
このままシューズを、履き続けると、革のひび割れにつながり、いずれは穿けなくなってしまいます。
いきなりの注意点です!
シューツリーを入れるタイミングです。
いつシューツリーを入れるのが最適な時間帯が、ご存知でしょうか。
1. シューズを脱いだらすぐに。
2. 翌日の朝に。
3. 1日置いておいてから。
さて、正解は?
脱いだらすぐに。使いたくなりますが・・・
翌日の朝に入れることが、ベストな時間帯です。
脱いですぐに、シューツリーを入れると、汗が蒸発しないままに残っちゃうので、カビの原因にもなりかねません!
蒸発してから、シューツリーを入れるようにしましょう。
ケアの仕方に、話は戻します!
まずはじめにしたいこと。
シューズについている、ほこりを払っていきましょう。
その時に使いたいのが、ホースブラシです。豚のブラシに比べると毛が柔らかいので、シューズにも優しく、
軽くほこりを取ることができます。
ソールの部分もしておくようにしましょう。
次に行うのが、人間の顔にたとえると、化粧落としです。
使っていたクリームをこの時点でリセットさせます。
何度も何度も重ねてクリームを使っていると、ひび割れの原因やムラの原因になりますので、
ご注意くださいね。
レザーローションを使って、全体に軽く塗るようにしてください。
その時には、コットン100%の布に一滴ずつ付けた後に、塗ってあげるといいでしょう。
直接シューズに塗ることは裂けてくださいね。
次に乳化性のクリームを塗っていきます。
まず気をつけたいことは、クリームの色の選び方です。
ブラウンのシューズの場合。
同色がどうしてもない!そういう時に悩むのが、
明るいクリームを塗るべきなのか。暗めなクリームを塗るべきなのか。
答えは、似たような色の場合は、明るいクリームで馴染ませていくことが正解です。
ブラシを使うときも、注意点があります。
クリームを塗るときは〝豚毛〟で固めなブラシを使うことです。
またブラックはブラックでブラシを合わせるのですが、他のカラーを使うときは、個々一個ずつクリームのカラーを変えるように準備してくださいね。
クリームを塗っていきましょう。
一気にクリームをつけたくなる気持ちは、分かりますが、レザーのクリームを吸収する量は決まっていますので、少しずつ少しずつ、塗るようにしてください。
全体的に塗っていき、10分間放置します。
そうすることで、クリームが浸透して、栄養分が行き届きます。
先ほど使ったホースブラシで、最終的にクリームを馴染ませてもありですが、
仕上げ用のホースブラシもありますので、特別に最終仕上げとして準備しておくこともありですよ。
クリームは染み込んでいますので、イメージは表面のクリームだけを、ブラッシングしてあげるような
イメージでOKです。
強くブラッシングすることはおすすめしません。
最後に艶感をより強く出したいときに、艶出し用のグローブを使うのもありです。
ここまでが日常のシューケアの流れになります。
はじめは少し時間かかりますが、慣れてくると、そこまで時間がかからないので、
大事にシューズをはき続けるためにも、毎日するようにしてくださいね。