ヘルノ・ラルディーニ・フィナモレ・フェリージ等イタリアを中心としたメンズブランドをご紹介

その他

ソリード別注への道 -オーダー編-

投稿日: 更新日:

執筆者

女性目線で、30代40代男性の“カッコいい”がお届けできるようブログを執筆。Octet 名古屋で実際にお客さまへコーディネートのアドバイスをさせて頂いている経験を活かしながら、いち早く新作や着こなしを発信。大人の男性に喜んで頂けるイタリアファッションの魅力をお伝えしていきます。

記事一覧を見る

...続きを読む

こんにちは!
でらでら 服店長 武田です。

第三弾となるソリード別注紀行ですが、
大きな進展がありました!

すいません。このブログ結構長いっす。

ちなみに過去のブログはこちら

1月くらいに、雑誌などで、情報収集を行い、
お客様のご意見なども参考にしつつ、
「これが作りたい!」と思えるモノができました。

そして2月にいざオーダーという風景です。

12822831_1003479396391100_1972986601_o

ここでは、自分のやりたいことが
本当にできるのかを担当と打ち合わせ。
後悔だけはしたくないので、とにかくこれがしたい、
あれがしたい、と散々投げまくりました!笑

そして、4月。
やっとです。
形、ディティール、入荷数全てが決まり、
ゴールデンウィークあたりに、サンプルが届くとの事なんです。
届いたら、最速でブログ書きますので、

ぜひぜひ
楽しみにしていてくださいね♪

さてさて、
本日は簡単に今回作る
ソリードのでらでら別注モデルのディティールについて、
軽く書かせて頂こうと思います。

 
まず、
ベースを選んでいく訳なんですが、

ここは迷うことなく「599」シリーズですね。

no1solido2

いわゆる、度詰天竺パンツ。スウェットです。

このパンツで、完全にソリードに病みつきになった僕としては、
ここだけは譲ることはできませんでした。

 

カラーとしては、当店では、
チャコールグレー、ライトグレーのラインナップが通常だったのですが、

この別注は、ライトグレーとネイビーをセレクト。

 

個人的に意識したことは、
「これ一本で、ON/OFF穿き回せる」というのが、
一番の想いでした。

 

これは僕だけではないと思うのですが、
服装に困った時、必ず手に取る服ってありませんか?

どんなスタイルにもはまるし、
着てて安心する服ってあると思うんです。

そういう服って結局は、
シンプルでいて、着心地がいいものだと思うんです。

そんな一本を作れないかなー っていうのが、
しいて言うなら、今回のコンセプトです。

まだ完成品がないので、
ディティールを細かく見ていくというのは、無理なので、
軽くしゃべらせて頂きますね。
まずは、
今回のもっとも大きい変化である、

『センタープリーツ』

このセンタープリーツとは、
スーツのスラックなどについている真ん中のプリーツですね。
カジュアルかドレスか分ける際には、
結構ここを見て判断します。

このスウェットというカジュアルな生地で、
センタープリーツを付けて、よりドレスな見た目にしたい。

これが叶えば、
本当にジャケパンスタイルのスラックスの代わりとして、
ソリードのセットアップでスーツとして、
より合うと思ったのです。

でもさすがに、
スウェットに折り目を付けたとしても
すぐ消えてしまうので、
細かく縫うことで、その折り目を実現させました。

昔このディティールのものが、
ソリードで出ていたのすが、ご存知の方いらっしゃいますか?
もちろん、スウェット生地だから、
カジュアルなスタイルにもはまるし、
定番の「599」シリーズとも差が出るしということでオーダーさせて頂きました。

そして、
後は、細か!って言われるかもしれませんが、
少し譲れないところで、2点別注をかけました。
まずは、

IMG_8300この定番のドローコードではなく、
コード自体は細くて、先に丸みのある金具がついているものがよかったんです。

なぜかと言うと、
少し綺麗めなスタイルの場合は、
中に収納していただいて、

逆にカジュアルの時は、出して、見せてほしいなと思ったんです。
よりスウェットらしく、ラフに着こなしてほしいと。

その為に、金具つきのドローコードは重さもあって、もってこいでした。
シャツインで着こなす場合は、
中に収納して、ベルトも付けて頂けますよ。
そして、

ここですここ。
口うるさく指示させていただいたポイント!笑

今やロールアップって当たり前ですよね。
ちらっと靴下や素肌を見せて、
アクセントにしたり、季節感を出したり。

IMG_8295

そんな時にちらっと別のカラーが見えたら、
「お」っと思いませんか?
お洒落は足元から。
ロールアップしなければ、見えない
裾裏のパイピング。
ここにどーしても色を足したかったんです。

完全に自己満足ですが、
それでもこのさり気ないポイントに共感してくれる人はいるはずです。
他のディティールについても語りたいところですが、
とりあえず、見てもらえれば一番早いので、
今日はこの辺にしておこうと思います。

皆様、予約受け付けておりますので、
ぜひご連絡くだいませ。
最後に、

こうやって形になっていくにあたってなんだかすごく感動している自分がいるんです。
学生から社会人になるときに、
「自分のブランドを作りたい」とか
「服を作って、みんなに着てもらいたい」
そんな想いを持っておりました。

それがまさか自分の好きなブランドで、
別注が作れるなんか思ってもいませんよね。
本当にいいものができる自信がありますし、
むしろ確信しております。

後は、どんだけ多くの方に
こんないいパンツがあるんだよってお伝えすることができるか。

地道に僕の言葉で
オススメしようと思っておりますので、
本当に、本当に、
次のブログも読んでいただければと思います。
かなり暑苦しい感じになってしまいましたが、
ぜひよろしくお願いします。笑

それでは今日はこのへんで。
ふぁいてぃん♪

この記事が役に立ったらシェアして頂けると嬉しいです!

-その他

男性がかっこよくなるためのコンテンツを配信 Octet Channel
  • 中村綾花
  • 文翔太
  • 大畑良貴
  • 大石樹